『赤兎馬の嘶(いなな)き』~2018関屋記念(G3)~

※お祭り漢の競馬予想コーナーです


★★★『今週の重賞レース』★★★

8月12日(日) 新潟11R 第53回関屋記念(G3)(3歳上オープン (国)(特) 別定 芝1600m)

※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 ベルキャニオン 56.0
(牡7、美浦・堀、石橋脩)

2-2 フロンティア 53.0
(牡3、栗東・中内田、福永祐)

2-3 スターオブペルシャ 56.0
(セ5、美浦・藤沢和、内田博)

3-4 エイシンティンクル 54.0
(牝5、栗東・坂口則、和田竜)

3-5 ショウナンアンセム 56.0
(牡5、美浦田中剛、田辺裕)

4-6 リライアブルエース 56.0
(牡5、栗東・矢作、戸崎圭)

4-7 ジョーストリクトリ 56.0
(牡4、栗東・清水久、田中勝)

5-8 ロードクエスト 56.0
(牡5、美浦小島茂、三浦皇)

5-9 チェッキーノ 54.0
(牝5、美浦・藤沢和、杉原誠)

6-10 ワントゥワン 54.0
(牝5、栗東・藤岡健、M.デムーロ)

6-11 チャンピオンルパン 56.0
(牡7、美浦・勢司、石川裕)

7-12 プリモシーン 51.0
(牝3、美浦・木村、北村宏)

7-13 ウインガニオン 58.0
(牡6、栗東・西園、津村明)

8-14 ヤングマンパワー 57.0
(牡6、美浦・手塚、大野拓)

8-15 ロッカフラベイビー 54.0
(牝6、美浦・鹿戸雄、柴田善)


◎◎好調教馬◎◎

【プリモシーン】
8/8 美浦南W:50.6-36.9-12.1(馬なり)
※リモンディ(古1000万)一杯を4馬身追走~2馬身先着
5日に坂路で余力残しで1F12秒0、今週は僚馬を馬なりで追走し先着。

エイシンティンクル】
8/8 栗東CW:83.4-66.1-50.8-37.6-11.7(馬なり)
先週6F77秒1の猛時計、今週は馬なりで終い1F11秒7と抜群に切れた。

【チャンピオンルパン】
8/8 美浦坂路:54.9-39.4-25.5-12.3(馬なり)
先週今週と、馬なりで加速ラップを刻んで終いシャープに伸びた。

【リライアブルエース】
8/8 栗東坂路:54.5-38.8-25.1-12.6(馬なり)
今週馬なりも、先週力強い動きでテンも終いも速い好時計をマーク。

【ワントゥワン】
8/8 栗東P:64.4-50.1-36.8-11.4(一杯)
※タマモメイトウ(新馬)一杯を6馬身追走~1/2馬身先着
格下相手だが、併せ馬で力強い動きで僚馬を圧倒。時計も前走以上。


◎◎重賞レース予想◎◎

8月12日(日)新潟11R
第53回・関屋記念(G3)
芝・1600m
15頭 発走15:45
プリモシーン
7枠12番
北村宏騎手
木村厩舎

本命⑫プリモシーン。人気サイドで唯一好枠を引き当て、デキ良く斤量利も大きく中心視。
対抗ロードクエスト。昨年6着も0秒3差、先行力が出てきたのは好材料で斤量も血統も良く、今年は前進。
次位は⑤ショウナンアンセム。充実一途のマイラー、発馬五分なら互角以上の戦いも。

他では中京記念組で昨年2着の好枠⑬ウインガニオン中京記念最先着馬で戸崎騎手騎乗の⑥リライアブルエース、攻め動いた先行力あるエイシンティンクル、長休明けを叩かれたオークス2着馬チェッキーノ、7歳でも好調で条件合う⑪チャンピオンルパン中京記念組で斤量利あり伸び代大きい②フロンティア


8月12日(日) 札幌11R エルムS(G3)は、

◎⑧ハイランドピーク
○③ミツバ
▲⑥リーゼントロック
△②ドリームキラリ
△④アンジュデジー
△⑨ロンドンタウン
△⑤ノーブルサターン

『赤兎馬の嘶(いなな)き』~2018小倉記念(G3)~

※お祭り漢の競馬予想コーナーです


★★★『今週の重賞レース』★★★

8月5日(日) 小倉11R 第54回小倉記念(G3)(3歳上オープン (国)(特) ハンデ 芝2000m)

※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 キョウヘイ 55.0
(牡4、栗東・宮本、高倉稜)

2-2 レイホーロマンス 51.0
(牝5、栗東・橋田、北村友)

3-3 ストーンウェア 54.0
(牡6、栗東・吉田、蛯名正)

4-4 ストロングタイタン 57.0
(牡5、栗東・池江寿、B.アヴドゥラ)

5-5 キンショーユキヒメ 54.0
(牝5、栗東・中村、秋山真)

5-6 マイネルサージュ 56.0
(牡6、美浦・鹿戸雄、和田竜)

6-7 マウントゴールド 54.0
(牡5、栗東・池江寿、浜中俊)

6-8 メドウラーク 56.0
(牡7、栗東・橋田、丸田恭)

7-9 エーティーサンダー 51.0
(牡5、栗東・湯窪、荻野極)

7-10 サトノクロニクル 57.0
(牡4、栗東・池江寿、M.デムーロ)

8-11 トリオンフ 57.0
(セ4、栗東・須貝尚、武豊)

8-12 サンマルティン 56.0
(セ6、美浦・国枝、池添謙)


◎◎好調教馬◎◎

【ストロングタイタン】
8/1 栗東坂路:53.0-38.6-25.0-12.2(馬なり)
先週意欲的に追われ、50秒6~11秒7。終い1Fは先週の栗東坂路最速。

【サトノクロニクル】
8/1 栗東CW:83.1-67.1-52.3-38.2-11.7(馬なり)
※マウントゴールド(古オープン)馬なりを2.1/2馬身先行~1/2馬身遅れ
今週は控えたが、前2週の併せ馬で好時計を連発して僚馬を圧倒。

【サンマルティン
8/1 小倉ダ:84.4-68.0-52.3-38.5-12.1(馬なり)
楽な手応えで、ラストまでシャープに伸びた。動き素軽く元気一杯。

【トリオンフ】
8/1 栗東坂路:55.3-40.2-25.8-12.4(馬なり)
先週CWでの併せ馬で好時計、その後も4本と意欲的に乗り込まれた。

【マウントゴールド】
8/1 栗東CW:82.5-66.6-51.8-37.3-11.6(馬なり)
※サトノクロニクル(古オープン)馬なりを2.1/2馬身追走~1/2馬身先着
今週の併せ馬で馬なりで1F11秒6と抜群に切れ、僚馬を追走し先着。


◎◎重賞レース予想◎◎

8月5日(日)小倉11R
第54回・小倉記念(G3)
芝・2000m
12頭 発走15:35
サトノクロニクル
7枠10番
MデムーロJ
池江厩舎

夏の小倉名物ハンデ重賞の当レースで好走傾向が多く見られ、また知られているのは小倉巧者の好調馬だが、それ以上に実績上位馬から目が離せない。また特筆すべきは父SS系が10連勝中と他を圧倒していること。
これらを最重要ポイントとして、取捨選択を試みる。

本命⑩サトノクロニクルハーツクライ産駒(父SS系)の勢いある4歳の実力馬。デムーロ騎乗時は2戦してG2.3着,G3.1着。当レース9連敗中のトップハンデだが、不安より期待の方が大きい。
相手は昨年の2着馬で上積み大きい⑫サンマルティン、昨年6着も攻め絶好で小倉3勝の④ストロングタイタン、そのストロングと前走好勝負の小倉大賞典勝ち馬⑪トリオンフ

他では、夏に強く勢いあるステゴ産駒(父SS系)の⑦マウントゴールド、前走七夕賞2着で斤量利あるマイネルサージュ、その七夕賞を快勝した⑧メドウラーク、押さえに⑤キンショウユキヒメ


7月29日(日) 新潟11R レパードS(G3)は、

◎⑭グレートタイム
○④ドンフォルティス
▲⑧プロスパラスデイズ
△③イダペガサス
△⑤アドマイヤビクター
△②アルクトス
①バクハツ
⑦オリノス

颶風がもたらした真夏の邂逅 ー平成最後の隅田川花火ー

私にとって、毎年7月の最終週の週末はブルーな気分で迎えるのがすっかり通例となっています。
というのは、馬の仕事をしている関係からレース前日にあたる土曜日は原稿に追われており、隅田川花火大会は当然観戦には行けず、いつも事務所のテレビで恨めしげに横目で観戦するのが常なのです。

今年も木曜日まではそんな気分、いや、台風12号の日本上陸が濃厚で、そのアオリを受けてまた競馬開催が延期となり日曜も出勤になるのではないかと気を揉んでいたので、憂鬱さとフラストレーションはうなぎ登りでした。ところが状況は一転、台風の関東最接近が土曜日になった場合は花火大会は翌日曜日に順延、その可能性が日増しに高まり、金曜の10時についに日曜開催への順延が決まったのは私にとってまさに僥倖でした!

台風接近の折に浮かれるなんて何事か!と叱咤されるのは当然でしょう、しかし何しろ隅田川花火にはもう10年以上行けていなく、今年は平成最後の花火大会。申し訳ありませんがこれは颶風がもたらした真夏の邂逅、懐かしいあの花火の夜の浅草を全身で感じられる千載一遇のチャンスなのです。

そんなこんなで後ろめさを感じながらも、10数年ぶりに隅田川花火大会」に行ってきました。

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さて「隅田川花火大会」の前身は、江戸時代から続いていた「両国川開きの花火」でまさに下町の夏の風物詩なのですが、私が生まれる前年から交通事情の悪化や、隅田川の水質汚濁による臭害等によりしばらく開催が中断されていました。しかし1978年に、現在の「隅田川花火大会」と現在の名称となり復活したのです。
私の母校の都立高校は浅草橋にあり浅草界隈の友達も多く、花火大会復活後はしばらくは毎年参加し、「隅田川花火大会」には悲喜こもごもの青春の思い出があるのです。

特に仲が良かった友達の叔父さんは浅草寿町の老舗草履屋さんなのですが私塾も始め、その塾で私の音楽仲間達が大学に通いながらも教鞭を執っていたのです。まさにフォークの名曲「我が良き友よ」を地で行っているような奴らでした。
そして塾の2階の片隅には、しばらくの間、私のギターが置いてあったという次第です。


隅田川花火は「第一会場」と「第二会場」で行われますが、寿町は駒形や蔵前に近いですから、花火は第二会場近くの路地から観戦するのが常でした。
眼を閉じれば、ビール瓶片手に叔母に仕立ててもらった小千谷縮の濃紺の浴衣を着流して花火を見上げていたあの頃が、今でも鮮やかに蘇ってきます。

そして社会人になってからも隅田川花火の日に思い出したように塾に訪れて、お婆ちゃんお手製の煮物に舌鼓を打っていたものです。


仲間のひとりは今でも蔵前に住み、件の塾から独立して、子供相手に人の道を説いています。

彼にも5年ほど無沙汰をしているので今年は会えると楽しみにしていたのですが、親御さんの体調が優れず、残念ながら彼との再会は果たせませんでした…。だから今年は彼の地を思い出をたどるように初めて一人で訪れた、平成最後の隅田川花火でした。

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まずは築地から地下鉄日比谷線経由で上野で銀座線に乗り換え、浅草へ。終点浅草まで行くと人混みは避けられないので、昔と同じくひと駅前の田原町で下車し、寿町のエリアに向かうことに。
すると田原町駅の出口から地上に出たとたん私をいきなり待ち受けてていたのは、五感を揺さぶられるような花火の轟音と、花火大会の案内の看板でした。

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目指す第二会場の打ち上げ開始は7時半から、花火の轟音は7時から始まっていた桜橋近くの第一会場のものだったかと思います。。
10年以上も味わっていないその臨場感あふれる打ち上げ花火の轟音に全身を包まれるや否や、体中の血が一気に逆流するような得も言われぬ感動の渦に巻き込まれ、会場に向かう急ぎ足の私の眼はは早くも涙目に…。

田原町の交差点から脇目もふらずに、まず目指すは駒形橋の袂。

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しかし途中で右折し寿4丁目に入り程なくすると私の目に飛び込んできたのは、あの懐かしい「塾」の佇まいでした。

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室内の明かりは煌々と灯っていたので、塾長たちが宴を開いているかもしれません。例によって突然押しかけたいという誘惑に駆られましたが寄り道は踏みとどまり、幾つかの路地を縫うようにたどり着いたのは、どじょうの名店「駒形どぜう」近くの自然発生したであろう花火鑑賞現場でした。

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そこは既に立錐の余地もない人で溢れかえっていましたが、夜空を見上げるどの顔にも、期待と喜びが満ち溢れていました。

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そして夜空に舞う花火の残骸と熱風が時折頬を撫でながら、光と音のシャワーと煙に包まれ醉いしれる至福の刻は、瞬く間に過ぎて行きました…。そしてその後に残るのは、“祭りのあとの静けさ”です。

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こうして平成最後の隅田川花火大会は幕を閉じたわけですが、駅への帰路へと歩を進めるうちに、今は袂を分かち逢うとこはなくなった女性と二人で来た年の花火の夜や、赤ら顔の千鳥足で仲間たちと練り歩いた馬車道通りや観音裏でのワンシーンが、次々と脳裏をよぎりました。

「このまま帰りたくはない、いま少しだけこの街の風と匂いを感じていたい!」
私の足は自然と仲見世裏を抜けて伝法院通りへと向かい、煮込み通り(ホッピー通り)の歓声を背に浅草寺へと歩を進めていました。

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そして観音裏へと抜け、日曜で看板の灯りは消えている居酒屋「さくま」を右に曲り言問橋の袂へと向かいました。

すると言問橋辺りから浅草駅に向かう人並みが。ここは第一会場近く、隅田公園で花火を楽しんだ満ち足りた表情の家族連れやカップルが、名残惜しそうに、かみしめるように駅への道を思い思いにそぞろ歩いていました。

そんななかで、感慨に耽けながらひとり歩く私の前には、浴衣姿のひと組の若いカップルが。

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お互いに相手を気遣うように歩調を合わせて歩を進める二人の後ろ姿に、幸せな明日を感じたことは言うまでもありません。

最後に少しだけほっこりした気持ちになれた、平成最後の隅田川花火の夜でした…。

『赤兎馬の嘶(いなな)き』~2018 アイビスSD(G3)~

※お祭り漢の競馬予想コーナーです


★★★『今週の重賞レース』★★★

7月29日(日) 新潟11R 第18回アイビスサマーD(G3)(3歳上オープン (国)(特) 別定 芝1000m

※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 アクティブミノル 56.0
(牡6、栗東・北出、酒井学)

1-2 ダノンアイリス 54.0
(牝5、美浦・尾関、田中勝)

2-3 カラクレナイ 54.0
(牝4、栗東・松下、福永祐)

2-4 ベストマッチョ 56.0
(セ5、美浦・手塚、大野拓)

3-5 クラウンルシフェル 56.0
(牡7、美浦・天間、津村明)

3-6 ラインスピリット 57.0
(牡7、栗東・松永昌、森一馬)

4-7 レジーナフォルテ 54.0
(牝4、美浦・佐藤吉、杉原誠)

4-8 ラブカンプー 51.0
(牝3、栗東・森田、M.デムーロ)

5-9 アペルトゥーラ 56.0
(牡7、美浦・国枝、丸田恭)

5-10 モルフェオルフェ 51.0
(牝3、美浦・大江原、江田照)

6-11 クラウンアイリス 54.0
(牝7、美浦・天間、内田博)

6-12 ナインテイルズ 56.0
(牡7、栗東・中村、戸崎圭)

7-13 ノットフォーマル 54.0
(牝6、美浦中野栄、原田和)

7-14 レッドラウダ 56.0
(牡5、栗東・音無、石川裕)

8-15 ダイメイプリンセス 54.0
(牝5、栗東・森田、秋山真)

8-16 ブロワ 54.0
(牝5、美浦・大江原、西田雄)

8-17 ペイシャフェリシタ 54.0
(牝5、美浦・高木登、三浦皇)


◎◎好調教馬◎◎

【ペイシャフェリシタ】
7/25 美浦坂路:54.1-39.0-24.6-12.0(馬なり)
坂路2本追いで、先週,22日,今週と、馬なりで12秒0,11秒9,12秒0。

アクティブミノル
7/25 栗東坂路:54.6-38.9-24.9-12.0(馬なり)
先週の追い切りで、馬なりで51秒5~11秒8。終いの伸び脚目立つ。

【ベストマッチョ】
7/25 美浦坂路:53.7-39.7-26.0-12.4(馬なり)
先週、美浦坂路4番時計をマークし自己ベストを2秒2と大幅に短縮。

【ラインスピリット】
7/25 栗東坂路:54.7-38.9-24.7-12.2(馬なり)
先週馬なりで自己ベストを更新し、ラストも1F12秒4と確かな伸び。

【レッドラウダ】
7/25 栗東坂路:52.3-37.7-24.8-12.7(強め)
サンライズフルメン(古500万)一杯に2馬身先着
先週併せた好調馬を圧倒後、22,24,25日と意欲的な調整で仕上がる。

【レジーナフォルテ】
7/25 美浦南W:51.9-38.9-12.9(馬なり)
軽快なフットワークのスムーズな走り。終いも確かで、依然好調。

【ダイメイプリンセス】
7/25 栗東坂路:52.7-37.0-24.0-12.1(一杯)
※ラブカンプー(古オープン)一杯を3馬身先行~2馬身先着
活力ある動きで、ラストまでしっかりと伸びた。順調に仕上がる。


◎◎重賞レース予想◎◎

7月29日(日)新潟11R
第18回・アイビスサマーダッシュ(G3)
芝直・1000m
17頭 発走15:45
ダイメイプリンセス
8枠15番
秋山J
森田厩舎

本命⑮ダイメイプリンセス。千直2戦2勝、データ,血統,調教も良く好枠を引き当て中心視できる。
対抗⑦レジーナフォルテ。昨年3着馬で、仕上がりも上々。スムーズなら4枠でも。次位は、千直初も動き絶好で大外枠を引き当てた⑰ペイシャフェリシタ

相手は、当該コースの持ち時計最速で好枠の⑭レッドラウダ、昨年千直で3連勝の⑨アペルトゥーラ、7歳だが充実一途の⑫ナインテイルズ、攻め動き不気味な枠の④ベストマッチョ、当レースで好成績の4歳牝馬③カラクレナイ、好枠を引き当てた西田騎手騎乗の⑯ブロワ


7月29日(日) 札幌11R クイーンS(G3)は、

◎⑤フロンテアクイーン
◯②ソウルスターリング
▲⑥リバティハイツ
△⑨ディアドラ
△⑧アンドリエッテ
△③ト-センビクトリー
△⑪エテルナミノル
△④ツヅミモン

灼けつく陽射しと汐風の中で ー葛西臨海公園ー

梅雨明けして早ひと月近くが過ぎましたが、今月前半は真夏が到来したのに、何かいつもの夏と違うな…といったしっくりと来ない違和感を少し覚えていたのですが、その訳が、先週ようやく判りました。真夏なのに公園を歩いてみても暑いだけ、“静けさ”に違和感を覚えていたのです。何がいつもの夏と違うのか、そう、あの夏の風物詩“蝉時雨”が無かったのです。
その蝉時雨が先週末あたりからようやく始まって、違和感は蝉が鳴いていなかったからだと気付いた次第です。

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でも考えてみれば、蝉は幼虫期は何年も地中の中で過ごしているわけですから、今年のようにいつもより大幅に梅雨明けが早くなっても、それに合わせて地上に出てくるはずはなく、もちろん罪はありません。


…そんなこんなで真夏の風物詩“蝉時雨”も始まってようやく真夏がやってきたとばかりに、保冷バックにビールとかち割り氷を詰めて浜辺まで勇んで繰り出してきました。


灼けつく陽射しと汐風の中でキンキンに冷えたビールをグイッと飲む至福のひととき、やっぱりたまりませんよね!

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昔は逗子、鎌倉、長者ヶ崎の浜辺で、BudweiserやPurimoの小瓶片手にラジカセ鳴らして夏を満喫していたものですが、何と逗子、鎌倉、葉山は今は浜辺での飲酒は条例で禁止になっているとか…。海の家の中では飲めるらしいのですが、灼けつく陽射しと汐風の中で飲むキンキンに冷えたビールがいいんですよね。
まあ酔っぱらい過ぎたマナーの悪い輩たちによる風紀の悪化が、こんな世知辛い条例ができてしまった要因なのでしょう。仕方ありません(私もかつて浜で酔ってたクチだけに、何も言えません…)。


さて話は戻りますが、先日の休日に行ってきたのはもちろん飲酒条例が施行されている逗子や葉山の海ではありません。何と、東京都の海水浴場なんです。
そして東京都と言っても新島とか、大島ではありません。そこは自宅から徒歩10分JR八丁堀から電車に乗りわずか12分4駅、片道の電車代165円で着いてしまう超穴場葛西臨海公園」の浜なんです!

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駅から緑に囲まれた公園内を抜けて、10分くらいで浜に到着します。
浜辺には海の家こそありませんが、浜に着くまでに売店があり、日曜日なら屋台も数多く出ています。もちろんかき氷、ビール、缶チューハイも売ってますよ!

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先々週の日曜7月16日に海開きがあり、8月26日(日曜日)まで海水浴ができます。時間は毎日10時00分から16時00分まで。
トイレや更衣室やシャワー(有料)、ロッカー(有料)もあり、浜辺には監視員や看護師も常駐しています。
また日曜日には「里海まつり」でスイカ割りや投網体験など各種イベントも開催されているみたいです。

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水質は東京都で海水浴が認可されているのだから、問題ないでしょう。
まあブルーの澄んだキレイな水ではないけれど…昔の人でゴッタ返していた頃の湘南の浜の茶色っぽい水といったイメージかな…
でも少なくとも、私は夏の浜辺の気分を十分に味わえています。
灼けつく陽射しと汐風の中、ストレス抜けることうけあいですよ~!

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詳しくは東京都のホームページ
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/06/21/02.html
をご参照ください。


葛西臨海公園の海水浴場、「知らなかった」という人も「知っていたけどまだ行っていない」という人も、ぜひ一度お試しあれ。今年は梅雨明けが早かったぶん、まだまだ間に合います。

私もまた天気の良い日曜日に、紺色の保冷バック片手に、散歩がてら行ってこようかと思ってます。
浜辺に腰掛けてビール呑んでるオヤジがいたら、私かもしれませんよ(笑)

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●『赤兎馬の嘶(いなな)き』~2018 函館2歳S(G3)~

※お祭り漢の競馬予想コーナーです


★★★『今週の重賞レース』★★★

7月22日(日) 函館11R 第50回・函館2歳ステークス(G3)(2歳オープン (国)(特) 馬齢 芝1200m)

※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 ラブミーリッキー 54.0
(牝2、美浦・手塚、松岡正)

1-2 ガイセン 54.0
(牡2、美浦・岩戸、藤岡康)

2-3 スズカカナロア 54.0
(牡2、栗東・橋田、池添謙)

2-4 トーセンオパール 54.0
(牝2、美浦・小笠、勝浦正)

3-5 カルリーノ 54.0
(牡2、美浦高橋裕、藤岡佑)

3-6 アスターペガサス 54.0
(牡2、栗東・中竹、小崎綾)

4-7 イチゴミルフィーユ 54.0
(牝2、美浦・林、伊藤工)

4-8 エムティアン 54.0
(牝2、招待・山口、三浦皇)

5-9 ロードワンダー 54.0
(牡2、栗東・庄野、中井裕)

5-10 ラブミーファイン 54.0
(牝2、栗東・田所秀、丸山元)

6-11 ナンヨーイザヨイ 54.0
(牡2、栗東・松永幹、岩田康)

6-12 ラブリロンリロンス 54.0
(牡2、栗東・松永昌、菱田裕)

7-13 レコードチェイサー 54.0
(牝2、招待・角川、阿部龍)

7-14 ヒストリコ 54.0
(牝2、美浦・土田、横山武)

8-15 ホールドユアハンド 54.0
(牡2、美浦・田中博、C.ルメール)

8-16 ニヴィアン 54.0
(牝2、美浦・高柳瑞、古川吉)


◎◎好調教馬◎◎

アスターペガサス】
7/18 函館W:65.3-51.5-37.4-12.4(一杯)
※トップノッチ(新馬)一杯を3馬身追走~9馬身先着
格下相手だが、力強い動きで僚馬を追いかけて一気に突き放した。

【ナンヨーイザヨイ】
7/18 函館芝:70.8-54.6-40.0-12.1(馬なり)
※アドマイヤアルバ(古500万)馬なりを2.1/2馬身先行~1馬身先着
軽快なフットワークで、前走時からテンも終いも時計を短縮。順調。

【ラブミーリッキー】
7/18 函館W:70.9-55.4-40.8-12.6(馬なり)
※タイセイアヴァンセ(2歳未勝利)一杯を5馬身追走~7馬身先着
先週芝で好時計、今週は一杯に追われる僚馬を馬なりで追走し先着。

【ラブミーファイン】
7/18 函館W:55.0-39.8-13.1(馬なり)
中1週の馬なりで、自己ベストを更新。一度使われて、順当に良化。


◎◎重賞レース予想◎◎

7月22日(日)函館11R
第50回・函館2歳S(G3)
芝・1200m
16頭 発走15:25
ナンヨーイザヨイ
6枠11番
岩田J
松永幹厩舎

本命⑪ナンヨーイザヨイ。当該コースの持ち時計最速で、仕上がり良好。好枠を引き当てたことも強調材料で軸馬として信頼。
対抗は、終いの切れ脚上位で血統面からも買える⑤カルリーノ。次位は、初戦を強い内容で快勝した牝馬④トーセンオパール

相手は、前走ロスの大きな競馬を快勝した③スズカナロア、大型馬も調教で抜群の動きを見せているアスターペガサス、前走福島だが芝で3馬身差勝ちはメンバー最大着差の牝馬⑦イチゴミルフィー

 

7月22日(日) 中京11R 中京記念(G3)は、

◎⑯グレーターロンドン
○⑩ガリバルディ
▲⑫ロジクライ
△⑬ウインガニオン
△③ブラックムーン
△④リライアブルエース
△⑧マイネルアウラート
△⑦アメリカズカップ
△⑮ムーンクレスト

 

※毎年人気薄が好走する重賞だけに、馬券は⑯から手広く流すのが懸命か…。

 

焦げたソースの香に誘われて ー月島草市ー

この度、西日本を中心とした未曾有の豪雨の災禍に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。
日照り続きの中での復旧工事、とても難儀なことと察します。挫けずに頑張ってください。
今後も急な天候の変化等に伴う土砂や河川の状況に、十分お気をつけください。

 

先日、いつもなら梅雨末期に行われている下町の夏の風物詩、『月島草市』を覗いてきました。
今年はいつもよりひと月程も早い梅雨明けのおかげで、好天のうちに開催され、例年にも増して多くの人で賑わいを見せていました。

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今年はいつもよりひと月程も早い梅雨明けのおかげで、好天のうちに開催され、例年にも増して多くの人で賑わいを見せていました。

もんじゃ焼きの焦げたソースの香りが漂う中、金魚すくいに熱中する浴衣姿の子どもたちの無邪気な歓声や、屋台で一杯引っ掛けたのでしょう、赤ら顔で冗舌となっているご機嫌な体の初老の御仁など、所狭しと立ち並ぶ縁日の周りには人々の幸せな日常が息づいていました。

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夕方でかきいれ時のはずのスーパーマーケットの店内は閑散としているのに、西仲商店街はすごい賑わいを見せてたことには少なからず驚きを覚えました。
古い話になりますが、戦後に大ヒットしたドラマの放映時間には、風呂屋の女湯は閑古鳥が啼いていたという逸話を、ふと思い出しました。

さて『月島草市』とは今やもんじゃ焼きで有名な西仲商店街に、この時季に露店がズラリと並ぶ縁日ですが、「草市」の別名は「盆市」といい、盆のお供え物や飾り物を取り扱う市のこと、かつてはお盆の前になると「草市」が全国各地で開かれていました。
ですからかつては『月島草市』も盆提灯や線香、ホオズキなどお盆用品を売るため場所でした。それで開催時期もお盆の頃となっています。

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それが時とともに姿を変え現在のような縁日となったわけですが、昔の名残でしょう、中にはこんなお店もあり、かつての「草市」を偲ぶことができます。

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人並みを縫うように立ち並ぶ露天の覗いてみると…そこには昔ながらの懐かしい「金魚すくい」や「水ヨーヨーつり」「かき氷屋」「輪投げ」「射的」はもちろん健在でしたが、

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見慣れぬ「サワガニ釣り」なる露天もありました。こんなサワガニを釣るような遊戯は、自分が子供の頃は見なかったと思いますが…これはもしかしたら、昔の「かめすくい」や「ひよこ売り」が形を変えたものかもしれません。

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誰もが子供心に覚えているあの「ミドリガメ」は、今や全国に大繁殖し問題となっている「ミシシッピアカミミガメ」や「カンバーランドキミミガメ」で、環境省が2020年を目処に「ミドリガメ」の輸入を禁止する事を明らかにしました。
そして「ひよこ売り」は「動物愛護の概念」や成長してからの問題等で、廃れてしまったようです。確かにカラースプレーを吹き付けて売られていたカラーヒヨコ等は、いま考えるとちょっとやりすぎ?いかがなものかとも思いますよね…。

まあ「サワガニ釣り」なら無難、罪がないのかもしれませんね…。

 

…昔さながらの下町の夏の風物詩「月島草市」を満喫、路地をそぞろ歩く上機嫌の私の目に飛び込んできたのが、こんな「工事の看板」でした。どうやらこの地にまた30階を超える高層ビルが建つようですね…。

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オリンピックを前に、この地に居住区が増えることは自然なことでしょうし、私もそれは全く否定はしません。以前このブログで書いたとおり、ビルが増えたことにより、中央区の人口はどんどん増えています。
人が増えることの弊害ももちろんあるだろうけれど、地域が活性化するも確かです。このように縁日が多くの人で賑わうのも、そのおかげでしょう。

それに、私の地元の築地はかなり変貌してしまいましたが、この「月島」や「佃」は昔ながらの路地等の下町の風景は未だ色濃く残っていることが何よりでしょう。

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他国ではタイのバンコク等で、新旧が共存したした街並みが見られるように、この月島も“時代の最先端を行くタワーマンションのすぐ横には昔ながらの路地が広がっている”といった新旧が共存した独特の雰囲気ある街に生まれ変わりつつあるのかもしれません。
「草市」が「縁日」へと姿を変えて、いまなお息づいているように…

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