『赤兎馬の嘶(いなな)き』~2018朝日杯FS(G1)~
★★★『今週のG1レース』★★★
12月8日(日) 阪神11R 第70回朝日杯FS(G1)(2歳オープン (国) 牡・牝 (指) 馬齢 芝1600m)
※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記
1-1 クリノガウディー 55.0
(牡2、栗東・藤沢則、藤岡佑)
2-2 グランアレグリア 54.0
(牝2、美浦・藤沢和、C.ルメール)
2-3 アスターペガサス 55.0
(牡2、栗東・中竹、福永祐)
3-4 ドゴール 55.0
(牡2、美浦・黒岩、津村明)
3-5 マイネルサーパス 55.0
(牡2、美浦・高木登、丹内祐)
4-6 アドマイヤマーズ 55.0
(牡2、栗東・友道、M.デムーロ)
4-7 ソルトイブキ 55.0
(牡2、栗東・木原、四位洋)
5-8 ディープダイバー 55.0
(牡2、栗東・大久龍、川田将)
5-9 イッツクール 55.0
(牡2、栗東・武英、松田大)
6-10 ヒラソール 55.0
(牡2、栗東・加用、岩田康)
6-11 ケイデンスコール 55.0
(牡2、栗東・安田隆、C.デムーロ)
7-12 コパノマーティン 55.0
(牡2、栗東・村山、坂井瑠)
7-13 ニホンピロヘンソン 55.0
(牡2、栗東・安達、浜中俊)
8-14 ファンタジスト 55.0
(牡2、栗東・梅田智、武豊)
8-15 エメラルファイト 55.0
(牡2、美浦・相沢、W.ビュイック)
◎◎好調教馬◎◎
【ファンタジスト】
12/12 栗東坂路:52.8-38.3-25.0-12.1(一杯)
※ヒデノヴィーナス(新馬)強めを2馬身追走~併入
一週前に49.5-36.5-24.1-計不(一杯)、終い1Fエラーも推測12秒4。
【アドマイヤマーズ】
12/12 栗東坂路:52.9-38.8-25.1-12.6(一杯)
※ジュンスパーヒカル(古1600万)一杯を5馬身追走~4馬身先着
今週坂路で僚馬を追走から突き放し、先週はCWで1F11秒4と切れた。
【イッツクール】
12/12 栗東CW:84.6-67.9-52.5-38.4-11.8(一杯)
※テイエムグッドマン(古1000万)一杯を1馬身追走~2馬身先着
活力ある動きで自己ベストを更新、ラストも1F11秒8と鋭く伸びた。
【グランアレグリア】
12/12 美浦南W:69.2-53.0-39.2-13.0(馬なり)
※トレクァルティスタ(古1600万)馬なりを3馬身追走~2馬身先着
重馬場での併せ馬で、馬なりで僚馬を圧倒し楽に自己ベストを更新。
【ケイデンスコール】
12/12 栗東坂路:52.5-38.3-25.0-12.5(一杯)
※ルーズベルトゲーム(古500万)一杯を3.1/2馬身追走~2馬身先着
先週CWでテンも終いも速い時計で、好調馬を追走し先着。元気一杯。
【クリノガウディー】
12/12 栗東坂路:51.6-37.7-24.5-12.2(一杯)
前走時にマークした自己ベストを、テンでも終いでも上回る走り。
◎G1レース予想◎◎
12月16日(日)阪神11R
第70回・朝日杯FS(G1)
芝・1600m
15頭 発走15:40
アドマイヤマーズ
4枠6番
M.デムーロ騎手
友道厩舎
マイルを3戦して無敗の⑥アドマイヤマーズ、世代最強牝馬の呼び声高い2戦2勝のディープインパクト産駒②グランアレグレア、3戦全て33秒台の豪脚の持ち主⑪ケイデンスコールが最有力候補と考えるが、順位付けが難しい…。
グランアレグレアには37年間牝馬の優勝がないレースデータが立ち塞がり、ケイデンスコールは久々、また初戦アドマイヤに惜敗していることから、本命は⑥アドマイヤマーズとする。
対抗は⑪ケイデンスコール。レース傾向からもG前強襲で勝ち負けになる公算は大きく、まず好勝負になる。よって②グランアレグリアは、次位とする。
他では、追い切りで絶好の動きを見せた3戦無敗馬⑭ファンタジスト。
あとは、2戦2勝馬⑬ニホンピロヘンソン、前走レコード勝ちした⑤マイネルサーパス、前走離されはしたが終いの脚は勝ち馬以上だった④ドゴール。
前走デイリー杯2歳Sを快勝した3戦無敗のアドマイヤマーズ
◆12月15日(土) 中山11R ターコイズS(G3)
『赤兎馬の嘶(いなな)き』~2018阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)~
★★★『今週のG1レース』★★★
12月8日(日) 阪神11R 第70回阪神ジュベナイルF(G1)(2歳オープン (国) 牝 (指) 馬齢 芝1600m)
※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記
1-1 ベルスール 54.0
(牝2、栗東・今野、B.アヴドゥラ)
1-2 ジョディー 54.0
(牝2、美浦・戸田、四位洋)
2-3 プールヴィル 54.0
(牝2、栗東・庄野、秋山真)
2-4 シェーングランツ 54.0
(牝2、美浦・藤沢和、武豊)
3-5 メイショウショウブ 54.0
(牝2、栗東・池添兼、池添謙)
3-6 スタークォーツ 54.0
(牝2、栗東・寺島、荻野極)
4-7 ウインゼノビア 54.0
(牝2、美浦・青木、松若風)
4-8 ラブミーファイン 54.0
(牝2、栗東・田所秀、丸山元)
5-9 クロノジェネシス 54.0
(牝2、栗東・斉藤崇、北村友)
5-10 タニノミッション 54.0
(牝2、栗東・中竹、浜中俊)
6-11 ビーチサンバ 54.0
(牝2、栗東・友道、福永祐)
6-12 レッドアネモス 54.0
(牝2、栗東・友道、戸崎圭)
7-13 ダノンファンタジー 54.0
(牝2、栗東・中内田、C.デムーロ)
7-14 サヴォワールエメ 54.0
(牝2、栗東・友道、藤岡康)
7-15 ローゼンクリーガー 54.0
(牝2、栗東・高橋亮、藤岡佑)
8-16 グレイシア 54.0
(牝2、美浦・栗田徹、田辺裕)
8-17 トロシュナ 54.0
(牝2、美浦・大竹、北村宏)
8-18 メイショウケイメイ 54.0
(牝2、栗東・南井、古川吉)
◎◎好調教馬◎◎
【クロノジェネシス】
12/5 栗東CW:82.7-67.5-52.6-38.7-12.1(馬なり)
※ヴィッセン(古1000万)一杯を5馬身追走~1/2馬身先着
先週今週と、馬なりで僚馬を追走して先着。終いの切れ脚目立つ。
【サヴォワールエメ】
12/5 栗東坂路:52.5-38.3-25.0-12.7(馬なり)
先週CWでビーチサンバと併せ脚色優勢、今週は坂路で自己ベスト。
【タニノミッション】
12/5 栗東CW:84.8-67.8-51.9-36.9-11.9(強め)
※クイーンマンボ(古オープン)馬なりを4馬身追走~2馬身先着
2週連続CWで併せた実力古馬を圧倒、終い抜群に切れた。元気一杯。
【ダノンファンタジー】
12/5 栗東坂路:53.9-39.1-25.8-12.8(馬なり)
今週は坂路で終い計測不能だったが、先週CWで上々の動きを見せた。
【プールヴィル】
12/5 栗東坂路:52.1-38.1-24.8-12.6(馬なり)
※スイートミーティア(2歳未勝利)一杯を2.1/2馬身追走~1.1/2馬身
先週余力残しで自己ベストを更新し、今週は馬なりで僚馬を圧倒。
【ベルスール】
12/5 栗東坂路:51.8-36.7-23.7-12.3(強め)
先週馬なりで自己ベストタイ、今週は2F23秒7で時計を更に詰めた。
【メイショウショウブ】
12/5 栗東坂路:53.8-38.3-24.1-11.9(強め)
先週CWで古オープン馬を追走し、終い抜群に切れて先着。依然好調。
◎G1レース予想◎◎
12月9日(日)阪神11R
第70回・阪神JF(G1)
芝・1600m
18頭 発走15:40
シェーングランツ
2枠4番
武豊騎手
藤沢和厩舎
様々なデータや血統面からもダノンファンタジーとシェーングランツが甲乙つけがたいが、アルテミス組が好成績をおさめていることから、本命③シェーングランツとする。
前走東京マイル戦で見せた豪脚は広い阪神でも生きるはず。姉も一昨年ここで優勝していることも、強調材料となる。
対抗は⑬ダノンファンタジー。終いの切れは互角、2走前にコースを経験していることも有利に働き、まずは好勝負になる。
この2頭が強力だが、2戦2勝で前走32秒5の脚が驚異の⑨クロノジェネシス。前走が大きくマイナスデータも終い勝負で前記2頭を負かす可能性がある。
他では、前走◎と1/2馬身差の⑪ビーチサンバ、マイル2戦無敗の⑫レッドアネモス、前走重賞2着の⑤メイショウショウブ、2連勝と波に乗る③プールヴィル。
押さえが、4戦して全て連対の⑮ローゼンンクリーガー、キャリア1戦も内容強かった良血馬⑩タニノミッションまで。
前走アルテミスSを快勝したシェーングランツ
◆12月8日(土) 中京11R 中日新聞杯(G3)
◎⑭マイスタイル
○③グレイル
▲①エンジニア
☆⑧ドレッドノータス
△⑦ギベオン
△⑪メートルダール
△⑫ストロングタイタン
◆12月9日(日) 中山11R カペラS(G3)
◎⑧ハットラブ
○⑬オウケンビリーヴ
▲①キタサンミカヅキ
☆②コパノキッキング
△④キングズガード
△⑮ウインムート
△③ヴェンジェンシス
△⑦ダノングッド
『赤兎馬の嘶(いなな)き』~2018チャンピオンズC(G1)~
★★★『今週のG1レース』★★★
12月1日(日) 中京11R 第19回チャンピオンズカップ(G1)(3歳上オープン (国)(指) 定量 ダ1800m)
※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記
1-1 アンジュデジール 55.0
(牝4、栗東・昆、横山典)
2-2 ルヴァンスレーヴ 56.0
(牡3、美浦・萩原、M.デムーロ)
2-3 パヴェル 57.0
(牡4、招待・、M.グティエレス)
3-4 アポロケンタッキー 57.0
(牡6、栗東・山内、小牧太)
3-5 ノンコノユメ 57.0
(セ6、美浦・加藤征、内田博)
4-6 アスカノロマン 57.0
(牡7、栗東・川村、太宰啓)
4-7 サンライズノヴァ 57.0
(牡4、栗東・音無、戸崎圭)
5-8 ケイティブレイブ 57.0
(牡5、栗東・杉山、福永祐)
5-9 サンライズソア 57.0
(牡4、栗東・河内、J.モレイラ)
6-10 センチュリオン 57.0
(牡6、美浦・田村、吉田隼)
6-11 オメガパフューム 56.0
(牡3、栗東・安田翔、C.デムーロ)
7-12 ウェスタールンド 57.0
(セ6、栗東・佐々晶、藤岡佑)
7-13 ミツバ 57.0
(牡6、栗東・加用、松山弘)
8-14 ヒラボクラターシュ 56.0
(牡3、栗東・大久龍、四位洋)
8-15 インカンテーション 57.0
(牡8、栗東・羽月、三浦皇)
◎◎好調教馬◎◎
【ケイティブレイブ】
11/28栗東坂路:53.6-38.7-25.1-12.6(馬なり)
先週CWを馬なりでテンも終いも速い好時計をマーク。ますます好調。
【ミツバ】
11/29 栗東坂路:52.2-38.5-25.4-12.8(馬なり)
先週CWでテンも終いも速い好時計、今週は坂路で自己ベストを更新。
【アンジュデジール】
11/28 栗東CW:82.7-67.1-52.2-38.3-11.9(一杯)
※マイスタイル(古オープン)馬なりにクビ遅れ
今週は併せ馬で脚色劣勢も、先週は好時計をマークして僚馬を圧倒。
【サンライズソア】
11/28 栗東坂路:52.9-38.1-24.2-計不(一杯)
今週は坂路で終い計測不能だったが、先週CWで上々の動きを見せた。
【サンライズノヴァ】
11/28 栗東坂路:53.5-38.9-25.1-12.6(一杯)
※ダンビュライト(古オープン)馬なりに1/2馬身先着
力強く動きで、攻め駆けする実力馬に食い下がった。ますます好調。
◎G1レース予想◎◎
12月1日(日)中京11R
第19回・チャンピオンズカップ(G1)
ダ・1800m
15頭 発走15:30
ケイティブレイブ
5枠8番
福永騎手
杉山厩舎
本命⑧ケイティブレイブ。数多くの好走データをクリアし、充実一途。力を増した今年は昨年から前進必至。中心視できる。
対抗は⑦サンライズノヴァ。終いの切れは互角以上、近年差し馬が活躍している傾向にも合致し台頭する。そして次位が、前走で昨年の勝ち馬を降し未だ底を見せない3歳馬②ルヴァンスレーヴ。
他では、前走JBCを逃げてあわやの3着だった⑨サンライズソア、2着⑪オメガパフューム、ケイティと何度も好勝負を演じている④アポロケンタッキー。
特注は、2走前にオメガに2キロ重い斤量でタイム差なしの⑫ウェスタールンド。
大穴が、血統面とデータ面から⑭ヒラボクラターシュ。
◎◎重賞レース予想◎◎
◆12月1日(土) 中山11R ステイヤーズS(G2)
◎⑫アドマイヤエイカン
○③モンドインテロ
▲②ヴォージュ
☆⑪リッジマン
△④コウキチョウサン
△⑦ララエクラテール
◆12月1日(土) 阪神11R チャレンジC(G3)
◎⑧レイエンダ
○③ダンビュライト
▲⑪トリコロールブルー
☆⑨エアウィンザー
△⑦ロードヴァンドール
△④マイネルフロスト
△②マウントゴールド
『赤兎馬の嘶(いなな)き』~2018ジャパンC(G1)~
★★★『今週のG1レース』★★★
11月25日(日) 京都11R 第38回ジャパンカップ(G1)(3歳上オープン (国)(指) 定量 芝2400m)
※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記
1-1 アーモンドアイ 53.0
(牝3、美浦・国枝、C.ルメール)
2-2 ハッピーグリン 55.0
(牡3、招待・田中、服部茂)
3-3 サトノダイヤモンド 57.0
(牡5、栗東・池江寿、J.モレイラ)
3-4 サトノクラウン 57.0
(牡6、美浦・堀、W.ビュイック)
4-5 ミッキースワロー 57.0
(牡4、美浦・菊沢、横山典)
4-6 サンダリングブルー 57.0
(セ5、招待・、F.ベリー)
5-7 サウンズオブアース 57.0
(牡7、栗東・藤岡健、田辺裕)
5-8 キセキ 57.0
(牡4、栗東・中竹、川田将)
6-9 シュヴァルグラン 57.0
(牡6、栗東・友道、C.デムーロ)
6-10 ガンコ 57.0
(牡5、栗東・松元茂、蛯名正)
7-11 スワーヴリチャード 57.0
(牡4、栗東・庄野、M.デムーロ)
7-12 カプリ 57.0
(牡4、招待・、R.ムーア)
8-13 ノーブルマーズ 57.0
(牡5、栗東・宮本、高倉稜)
8-14 ウインテンダネス 57.0
(牡5、栗東・杉山、内田博)
◎◎好調教馬◎◎
【アーモンドアイ】
11/21 美浦南W:83.9-67.8-53.0-38.7-12.4(馬なり)
※ウォリアーズクロス(古1600万)強めを2馬身追走~5馬身先着
先週今週と、併せた僚馬を馬なりで追走して先着。ますます好調。
【サトノダイヤモンド】
11/21 栗東CW:53.2-37.8-11.4(強め)
※トゥザクラウン(古1000万)一杯を2馬身追走~2.1/2馬身先着
余力残しで、一杯に追われる僚馬を圧倒。終いの伸び脚が目立つ。
【スワーヴリチャード】
11/21 栗東CW:85.4-68.4-53.2-39.2-12.7(馬なり)
※ダイシンカローリ(古1000万)馬なりを1.1/2馬身追走~アタマ先着
2週前には馬なりでテンも終いも速い好時計。騎手騎乗で仕上がる。
【サウンズオブアース】
11/21 栗東CW:98.9-51.5-65.7-51.2-38.2-12.2(一杯)
※グレンマクナス(古500万)一杯を1馬身追走~1馬身先着
先週、大きく先を行く僚馬を追走から突き放す。久々も、動き良好。
◎G1レース予想◎◎
11月25日(日)京都11R
第38回・ジャパンカップ(G1)
芝・2400m
14頭 発走15:40
アーモンドアイ
1枠1番
ルメール騎手
国枝厩舎
本命①アーモンドアイ。能力の高さ、充実度に加えて斤量53キロはあまりにも有利。特に舞台が東京なら例え多少の不利があっても、勝ち切る公算は大きい。
対抗は⑪スワーヴリチャード。前走は度重なる不利が大きく度外視できる。まともならあんなことはなく、巻き返し必至。次位が③サトノダイヤモンド。今年スワーヴに2度先着しており、復調うかがえ逆転も十分。そして⑧キセキ。毎日王冠、天皇賞と今秋の充実ぶりなら、ここも好戦可能。
特注は、⑫カプリ。久しく好走例のない外国馬で日本の馬場も未知数も、凱旋門賞5着で鞍上はムーア騎手。アーモンドを負かす可能性が最もあるのはこの馬かもしれない。
5連勝で牝馬クラシック3冠を達成したアーモンドアイ
◎◎重賞レース予想◎◎
◆11月24日(土) 東京11R 京都2歳S(G3)
◎⑧ミッキーブラック
○②ワールドプレミア
▲①クラージュゲリエ
☆⑥ブレイキングドーン
△⑨ショウリュウイクゾ
△④ペルソナデザイン
△⑤ミヤケ
『明日に架ける橋』 ー築地大橋 開通ー
この度の「東京都中央卸売市場」の「場内市場」の築地から豊洲への移転に際し、去る11月4日日曜日に新規開通した「環状2号線」の一部(築地~豊洲間)が開通しました。
「築地の市場跡地」が気になる私は、その視察を兼ねて、先日、汐留から隅田川を越えて月島までを、ぶらり散策して来ました。
開通した暫定区間の中でも特に旧築地市場の敷地内区間はあくまで仮のルートのようで、築地サイドからの現在の入り口は、車は「青果門前交差点」と「青果門西口交差点」の2ヵ所、歩行及び自転車のルートは、「青果門西口交差点」からのみ通行が可能となっています。
そしてそれに伴い、豊洲・晴海水域に架かる「豊洲大橋」、月島と晴海間の朝汐運河にかかる「黎明大橋」、そして築地と豊海を結ぶ「築地大橋」の3つの橋もめでたく開通しました。
「築地大橋」は隅田川最南端の第18番目の橋となります。
少し話が逸れますが、ここで隅田川に架かる橋の解説を。
現在、隅田川には18の橋が架かっており、北から『千住大橋』『水神大橋』『白髭橋』『桜橋』『言問橋』『吾妻橋』『駒形橋』『厩橋』『蔵前橋』『両国橋』『新大橋』『清洲橋』『隅田川大橋』『永代橋』『中央大橋』『佃大橋』『勝鬨橋』、そして『築地大橋』の順です。
一番の古株は、文禄3年(1594年)に開通した『千住大橋』、そしてこないだまで最も新参者だったのが、平成5年(1998年)に開通した『中央大橋』でした。
上空から見た「X」のフォルムがお洒落な「歩行者専用」という珍しい橋が、浅草の『桜橋』です。
隅田川花火の第一会場として有名でフォークソングの舞台にもなったのが『言問橋』、その南に位置する『吾妻橋』は、向島サイドのアサヒビール社屋上にある金色の泡のオブジェとの景観が印象的です。
そしてその南にあるのが隅田川花火の第二会場の『駒形橋』。昭和後期に再開された隅田川花火の第一回目から、私はこの橋の袂の駒形界隈で夜空に咲く花火を見上げていたものです。
そこからずっと南下して、川が汽水域から海水が強く混ざる区域にあるのが、私が住む明石町・湊町と、月島・佃を結ぶ『佃大橋』です。
東京マラソンのゴールが有明だった頃は、この橋が後半の勝負どころとして注目を集めました。
この橋は私が生まれた頃はまだ無く、「佃の渡し」が庶民の脚として活躍していたんですよ。
そしてこないだまで長らく隅田川最南端に位置していたのが、『勝鬨橋』。
この度の市場移転の際も多くのターレが勝鬨橋を渡り、築地から豊洲に向かいましたよね。
戦前にできた橋ですが、かつては大型船が川を通行する際には中央部が跳ね橋のように開閉する珍しい可動橋だったんです。
築地の晴海通りにまだ都電が走っていた頃は、まだ橋が開いていたんですよ。
そんな『勝鬨橋』から眺める南側には長らく橋はなく、視線の先にはいつも東京湾がありました。
その先に、豊洲に続く新たな橋ができた…それはまさにこの度の築地から豊洲への市場移転の象徴でしょうか…、新時代の到来をしみじみと感じさせられます。
さて、話を戻します。
まずは築地本願寺方面から新大橋通りを南下して旧築地市場を左手に進むと、まずは「旧青果門前交差点」に到着しました。
そしてそこから更にしばらく行くと、「浜離宮恩賜庭園」の入り口前にようやく「旧青果門西口交差点」を発見、そしてその交差点を左折し「浜離宮恩賜庭園」前の運河沿いに続く道が暫定のルートです。
晩秋の夕暮れ時、海へと続く汐留の運河を右手に、役目を終えて眠りについた旧築地市場を左手に見つつ、橋へと続く左カーブを道なりに歩を進めました。
レインボーブリッジが視界から消える頃にたどり着いた橋の袂には、趣ある書体で「つきじおおはし」と刻まれていました。
さあ、いよいよここから「築地大橋」です。橋から見渡す初めての景観にどんなものなのだろう…、胸の鼓動は高まるばかりでした。
橋のスロープを登り中端にさしかかるあたりで、潮風に吹かれつつ東京湾や街並みの景観にシャッターを切り、人気の無くなった旧築地市場の佇まいを眺めていること数分のうちに、あたりはいつの間にか紫色に煙りはじめ、いつしか夕闇が空を支配し始めました。まさに、“秋の日は釣瓶落とし”ですね。
そして築地大橋を渡り終えた頃にはあたりはすっかりと暗くなってしまったので、この日はこれで帰路に着くことに。豊洲大橋は、この次のお楽しみにすることにしました。
今後、旧築地市場が跡地が整備されるにつて、現在通行できない築地大橋の北側の歩道も開放されることでしょう。
平成と新時代を繋ぐ「明日に架ける橋」の完成、それは遠い未来の話ではありません。北側の歩道を渡るその時は、いったい何という年号になっているのでしょうか。
その日が来るのが、今からほんとうに待ち遠しいなぁ…。
『赤兎馬の嘶(いなな)き』~2018マイルCS(G1)~
★★★『今週のG1レース』★★★
11月18日(日) 京都11R 第35回マイルチャンピオンS(G1)(3歳上オープン (国)(指) 定量 芝1600m)
※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記
1-1 ステルヴィオ 56.0
(牡3、美浦・木村、W.ビュイック)
1-2 ペルシアンナイト 57.0
(牡4、栗東・池江寿、M.デムーロ)
2-4 ブラックムーン 57.0
(牡6、栗東・西浦、浜中俊)
3-5 ヒーズインラブ 57.0
(牡5、栗東・藤岡健、藤岡康)
3-6 ジュールポレール 55.0
(牝5、栗東・西園、石川裕)
4-7 ロジクライ 57.0
(牡5、栗東・須貝尚、C.デムーロ)
4-8 モズアスコット 57.0
(牡4、栗東・矢作、C.ルメール)
5-9 ウインブライト 57.0
(牡4、美浦・畠山吉、松岡正)
5-10 ミッキーグローリー 57.0
(牡5、美浦・国枝、戸崎圭)
6-11 ジャンダルム 56.0
(牡3、栗東・池江寿、武豊)
6-12 レーヌミノル 55.0
(牝4、栗東・本田、四位洋)
7-13 レッドアヴァンセ 55.0
(牝5、栗東・音無、北村友)
7-14 エアスピネル 57.0
(牡5、栗東・笹田、福永祐)
7-15 アエロリット 55.0
(牝4、美浦・菊沢、R.ムーア)
8-16 カツジ 56.0
(牡3、栗東・池添兼、松山弘)
8-17 ロードクエスト 57.0
(牡5、美浦・小島茂、横山典)
8-18 ケイアイノーテック 56.0
(牡3、栗東・平田、藤岡佑)
◎◎好調教馬◎◎
【ミッキーグローリー】
11/14 美浦坂路:50.9-37.4-24.4-12.2(馬なり)
※レッドオルバース(古1600万)馬なりを3馬身追走~併入
抜群の手応えでテンからスピードに乗り、終いも切れて自己ベスト。
【モズアスコット】
11/14 栗東坂路:51.5-37.3-24.1-12.0馬なり)
馬なりで、加速ラップを刻み自己ベスト。前走時以上の抜群の動き。
【アエロリット】
11/14 美浦坂路:50.9-37.4-24.9-12.8(馬なり)
馬なりで、先週は南Wで終いを伸ばし、今週は50秒。ますます好調。
【エアスピネル】
11/14 栗東坂路:51.2-37.6-24.8-12.5(一杯)
※モアイ(古500万)一杯を3馬身追走~1.1/2馬身先着
活力ある動きで僚馬を圧倒。時計も前走時から短縮と、上積み十分。
【ジュールポレール】
11/14 栗東坂路:51.4-36.7-23.9-12.1(一杯)
力強い動きで、テンも終いも速い好時計をマーク。久々を叩かれ上昇。
【ロジクライ】
11/14 栗東坂路:53.9-38.7-24.7-12.0(馬なり)
今週は控えたが、先週の併せ馬でテンも終いも切れて僚馬を圧倒。
【ステルヴィオ】
11/14 美浦南W:69.4-53.5-39.0-11.9(一杯)
※ラムセスバローズ(古1000万)一杯を2馬身追走~4馬身先着
力強いフットワークで終い豪快に伸びて僚馬を圧倒。順当に良化。
◎G1レース予想◎◎
11月18日(日)京都11R
第35回・マイルチャンピオンシップ(G1)
芝外・1600m
18頭 発走15:40
モズアスコット
4枠8番
ルメール騎手
矢作厩舎
本命⑧モズアスコット。実績一番で舞台も良く、仕上がりも万全。数々の好走データも満たしており、中心視できる。
対抗は②ペルシアンナイト。昨年の優勝馬、昨年富士S5着から優勝。前2走は前が塞がる不利があった。次位が⑮アエロリット。安田記念は落鉄しながらモズと0秒0差で、状態は抜群。不安要素は右回りと牝馬だけ。
他では、昨年タイム差なし2着と同じローテの好調馬⑭エアスピネル、前哨戦を快勝し波に乗る⑦ロジクライ、そのロジクライを前走で降した⑩ミッキーグローリー。
押さえに、③アルアイン、⑥ジュールポレール、⑯カツジ、⑰ロードクエスト。
抜群の手応えで栗東坂路を登坂するモズアスコット
◎◎重賞レース予想◎◎
◆11月17日(土) 東京11R 東スポ杯2歳S(G3)
◎⑮ルヴォルグ
○⑦ヴェロックス
▲③カテドラル
☆⑦ユラノト
△⑤ヴァンドギャルド
△⑯ゴータイミング
△⑪ナイママ
△⑫ホウオウサーベル
『赤兎馬の嘶(いなな)き』~2018エリザベス女王杯(G1)~
★★★『今週のG1レース』★★★
11月11日(日) 京都11R 第43回エリザベス女王杯(G1)(3歳上オープン (国) 牝 (指) 定量 芝2200m)
※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記
1-1 ハッピーユニバンス 56.0
(牝6、栗東・平田、松若風)
1-2 フロンテアクイーン 56.0
(牝5、美浦・国枝、蛯名正)
2-3 レイホーロマンス 56.0
(牝5、栗東・橋田、福永祐)
2-4 プリメラアスール 56.0
(牝6、栗東・鈴木孝、幸英明)
3-5 レッドジェノヴァ 56.0
(牝4、美浦・小島茂、池添謙)
3-6 アドマイヤリード 56.0
(牝5、栗東・須貝尚、藤岡康)
4-7 モズカッチャン 56.0
(牝4、栗東・鮫島、M.デムーロ)
4-8 カンタービレ 54.0
(牝3、栗東・中竹、C.デムーロ)
5-9 クロコスミア 56.0
(牝5、栗東・西浦、岩田康)
5-10 ヴァフラーム 56.0
(牝6、栗東・吉村、川又賢)
6-11 スマートレイアー 56.0
(牝8、栗東・大久龍、武豊)
6-12 リスグラシュー 56.0
(牝4、栗東・矢作、J.モレイラ)
7-13 ノームコア 54.0
(牝3、美浦・萩原、C.ルメール)
7-14 ワンブレスアウェイ 56.0
(牝5、美浦・古賀慎、津村明)
8-15 エテルナミノル 56.0
(牝5、栗東・本田、四位洋)
8-16 コルコバード 56.0
(牝5、美浦・木村、浜中俊)
8-17 ミスパンテール 56.0
(牝4、栗東・昆、横山典)
◎◎好調教馬◎◎
【レッドジェノヴァ】
11/7 栗東CW:82.6-66.4-51.6-37.6-12.1(一杯)
今週ラストまで力強く伸び自己ベスト、先週は僚馬を圧倒し1F11秒6。
【リスグラシュー】
11/7 栗東坂路:52.0-37.8-25.0-12.9(馬なり)
※リーゼントロック(古オープン)一杯を7馬身追走~3馬身先着
今週は一杯に追われる僚馬を馬なりで圧倒し、先週は51秒5の好時計。
【レイホーロマンス】
11/7 栗東坂路:53.8-39.1-25.3-12.6(馬なり)
先週CWでの併せ馬で僚馬を圧倒し、6F76秒4の快時計と久々も動いた。
【フロンテアクイーン】
11/7 美浦坂路:50.5-37.5-25.2-13.1(強め)
※キングスヴァリュー(古1000万)強めを4馬身追走~1/2馬身遅れ
2週連続で、余力残しで美浦坂路1番時計をマークとますます好調。
◎G1レース予想◎◎
11月11日(日)京都11R
第43回・エリザベス女王杯(G1)
芝・2200m
17頭 発走15:40
カンタービレ
4枠8番
C.デムーロ騎手
中竹厩舎
本命⑧カンタービレ。新味が出てアーモンドアイに食い下がった前走が高く評価できるディープインパクト産駒の3歳馬。
対抗は⑫リスグラシュー。昨年8着だが、デキ良く成長力も大きく能力上位。次位が⑤レッドジェノヴァ。サトノダイヤモンドに半馬身差の前走強く、牝馬限定戦なら。
他では、間隔空くも昨年の優勝馬⑦モズカッチャン、昨年2着で先行力が侮れない⑨クロコスミア、前走レースレコードを1秒7上回る時計で圧勝したルメール騎乗の⑬ノームコア。
押さえに、①フロンテアクイーン、⑰ミスパンテール、⑮エテルナミノル。
◎◎重賞レース予想◎◎
◆11月10日(土) 東京11R 武蔵野S(G3)
◎④サンライズノヴァ
○⑩ナムラミラクル
▲⑬メイショウウタゲ
☆⑦ユラノト
△⑯インカンテーション
△⑮ウェスタールンド
△⑫クルーガー
◆11月10日(土) 京都11R デイリー杯2歳S(G2)
◎③アドマイヤマーズ
○⑧ダノンジャスティス
▲⑨ハッピーアワー
☆①ヤマニンマヒア
△④ドナウデルタ
△⑥スズカカナロア
◆11月11日(日) 福島11R 福島記念(G3)
◎⑥マイスタイル
○②スティッフェリオ
▲①エアアンセム
☆⑪マイネルハニー
△⑤レトロロック
△⑭メドウラーク
△⑯マサハヤドリーム