梅雨空に立ち込めた獅子祭の人熱れ

先々週に行われた築地のお祭りが終わり、それから何をするにも少し気の抜けたような呆けた状態が続いていましたが、昨朝のニュースで冷水を浴びせられました。
この度の大阪の地震で被災された方、心よりお見舞い申し上げます。
マグニチュード6.1であれだけの大きな災害、本当に不運としか言えません。関東近辺でも先週あちらこちらで地震があっただけに、気を引き締めていかないといけません。それに、台風の季節もこれから始まります。ですから本当に呆けている場合ではありません。自分に“喝”です!

 

先日、築地では河岸の入り口にある波除神社の「つきじ獅子祭」が、6月6日(水)~10日(日)の日程で、梅雨空のもと、盛大に行われました。

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今年は三年に一度の本祭りで、天皇陛下御即位三十年奉祝大祭として江戸時代に行われ途絶えていた宮神輿を船に乗せての「船渡御」 、そしてそれに合わせ行われていた「水鎮祭」が復興しました。

※日毎の日程は下記の通りです。

6月6日(水) 大祭式
6月7日(木) 鎮花祭・宵宮祭
6月8日(金) 江戸の船渡御・水鎮祭復興
6月9日(土) 渡御祭
宮神輿・厄除天井大獅子・弁財天お歯黒獅子御巡行

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※写真は一昨年の「お歯黒獅子御巡行」です。

私は仕事の都合上、残念ながら最終日しか時間が取れませんでしたが、梅雨入りしたばかりの割には7日(木)と8日(金)は晴、9日(土)も曇と、比較的天候には恵まれました。しかしながら最終日日曜は、台風5号の日本列島接近による雨予報、祈るような気持ちで当日を迎えました。

そして朝目覚め窓を開けると、曇天ながらまだ何とか雨粒は落ちておらず、これ幸いとばかりに、河岸場外の小田原橋へと急ぎ足で馳せ参じました。

すると既にそこには、勇壮に神輿を担ぎ練り歩く勇み肌の面々とそれを取り囲む群衆の人熱れが立ち込めていました。
奥にも別の神輿が連なる圧巻の臨場感に圧倒され、そんな風景を目の当たりにするたびに込み上げてくる熱き思いを押さえるのが精一杯でした。

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神輿の行脚にしばし時の経つのも忘れているうちに雨足が次第に強くなってきましたが、それでも鯔背な担ぎ手たちは全く怯むことなく神輿を担ぎ続けていました。まさに思わず武者震いするような“小田原町の気っ風、ここにあり!”といった気概を全身で体感、元気をもらった今年の「つきじ獅子祭」でした。

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あの日、五感で体感した感動と屋台の旨じょっぱいチキンの味は、しばらく忘れられそうにありません。

「築地波除神社」については、またの機会にお伝えさせていただきますね。

 


…さて、今週末は競馬では今年前半最後のG1宝塚記念が行われます。
下記が登録馬です。枠順等決まりましたら、また拙い見解を載せますのでよろしくお願いします。


◆登録馬◆

第59回宝塚記念 (3歳上 国際 定量 阪神芝2200m)

アルバート 58 藤岡康
ヴィブロス 56 福永
キセキ 58 M.デムーロ
サイモンラムセス 58 小牧太
サトノクラウン 58 石橋脩
サトノダイヤモンド 58 C.ルメール
ステファノス 58 岩田
ストロングタイタン 58 川田
スマートレイアー 56 松山
ゼーヴィント 58 池添
タツゴウゲキ 58 秋山
ダンビュライト 58 武豊
ノーブルマーズ 58 高倉
パフォーマプロミス 58 戸崎
ミッキーロケット 58 和田竜
ワーザー 58 H.ボウマン