灼けつく陽射しと汐風の中で ー葛西臨海公園ー

梅雨明けして早ひと月近くが過ぎましたが、今月前半は真夏が到来したのに、何かいつもの夏と違うな…といったしっくりと来ない違和感を少し覚えていたのですが、その訳が、先週ようやく判りました。真夏なのに公園を歩いてみても暑いだけ、“静けさ”に違和感を覚えていたのです。何がいつもの夏と違うのか、そう、あの夏の風物詩“蝉時雨”が無かったのです。
その蝉時雨が先週末あたりからようやく始まって、違和感は蝉が鳴いていなかったからだと気付いた次第です。

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でも考えてみれば、蝉は幼虫期は何年も地中の中で過ごしているわけですから、今年のようにいつもより大幅に梅雨明けが早くなっても、それに合わせて地上に出てくるはずはなく、もちろん罪はありません。


…そんなこんなで真夏の風物詩“蝉時雨”も始まってようやく真夏がやってきたとばかりに、保冷バックにビールとかち割り氷を詰めて浜辺まで勇んで繰り出してきました。


灼けつく陽射しと汐風の中でキンキンに冷えたビールをグイッと飲む至福のひととき、やっぱりたまりませんよね!

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昔は逗子、鎌倉、長者ヶ崎の浜辺で、BudweiserやPurimoの小瓶片手にラジカセ鳴らして夏を満喫していたものですが、何と逗子、鎌倉、葉山は今は浜辺での飲酒は条例で禁止になっているとか…。海の家の中では飲めるらしいのですが、灼けつく陽射しと汐風の中で飲むキンキンに冷えたビールがいいんですよね。
まあ酔っぱらい過ぎたマナーの悪い輩たちによる風紀の悪化が、こんな世知辛い条例ができてしまった要因なのでしょう。仕方ありません(私もかつて浜で酔ってたクチだけに、何も言えません…)。


さて話は戻りますが、先日の休日に行ってきたのはもちろん飲酒条例が施行されている逗子や葉山の海ではありません。何と、東京都の海水浴場なんです。
そして東京都と言っても新島とか、大島ではありません。そこは自宅から徒歩10分JR八丁堀から電車に乗りわずか12分4駅、片道の電車代165円で着いてしまう超穴場葛西臨海公園」の浜なんです!

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駅から緑に囲まれた公園内を抜けて、10分くらいで浜に到着します。
浜辺には海の家こそありませんが、浜に着くまでに売店があり、日曜日なら屋台も数多く出ています。もちろんかき氷、ビール、缶チューハイも売ってますよ!

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先々週の日曜7月16日に海開きがあり、8月26日(日曜日)まで海水浴ができます。時間は毎日10時00分から16時00分まで。
トイレや更衣室やシャワー(有料)、ロッカー(有料)もあり、浜辺には監視員や看護師も常駐しています。
また日曜日には「里海まつり」でスイカ割りや投網体験など各種イベントも開催されているみたいです。

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水質は東京都で海水浴が認可されているのだから、問題ないでしょう。
まあブルーの澄んだキレイな水ではないけれど…昔の人でゴッタ返していた頃の湘南の浜の茶色っぽい水といったイメージかな…
でも少なくとも、私は夏の浜辺の気分を十分に味わえています。
灼けつく陽射しと汐風の中、ストレス抜けることうけあいですよ~!

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詳しくは東京都のホームページ
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/06/21/02.html
をご参照ください。


葛西臨海公園の海水浴場、「知らなかった」という人も「知っていたけどまだ行っていない」という人も、ぜひ一度お試しあれ。今年は梅雨明けが早かったぶん、まだまだ間に合います。

私もまた天気の良い日曜日に、紺色の保冷バック片手に、散歩がてら行ってこようかと思ってます。
浜辺に腰掛けてビール呑んでるオヤジがいたら、私かもしれませんよ(笑)

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