『赤兎馬の嘶(いなな)き』~2018ジャパンC(G1)~

★★★『今週のG1レース』★★★

11月25日(日) 京都11R 第38回ジャパンカップ(G1)(3歳上オープン (国)(指) 定量 芝2400m)

※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 アーモンドアイ 53.0
(牝3、美浦・国枝、C.ルメール)

2-2 ハッピーグリン 55.0
(牡3、招待・田中、服部茂)

3-3 サトノダイヤモンド 57.0
(牡5、栗東・池江寿、J.モレイラ)

3-4 サトノクラウン 57.0
(牡6、美浦・堀、W.ビュイック)

4-5 ミッキースワロー 57.0
(牡4、美浦・菊沢、横山典)

4-6 サンダリングブルー 57.0
(セ5、招待・、F.ベリー)

5-7 サウンズオブアース 57.0
(牡7、栗東・藤岡健、田辺裕)

5-8 キセキ 57.0
(牡4、栗東・中竹、川田将)

6-9 シュヴァルグラン 57.0
(牡6、栗東・友道、C.デムーロ)

6-10 ガンコ 57.0
(牡5、栗東・松元茂、蛯名正)

7-11 スワーヴリチャード 57.0
(牡4、栗東・庄野、M.デムーロ)

7-12 カプリ 57.0
(牡4、招待・、R.ムーア)

8-13 ノーブルマーズ 57.0
(牡5、栗東・宮本、高倉稜)

8-14 ウインテンダネス 57.0
(牡5、栗東・杉山、内田博)


◎◎好調教馬◎◎

【アーモンドアイ】
11/21 美浦南W:83.9-67.8-53.0-38.7-12.4(馬なり)
※ウォリアーズクロス(古1600万)強めを2馬身追走~5馬身先着
先週今週と、併せた僚馬を馬なりで追走して先着。ますます好調。

サトノダイヤモンド
11/21 栗東CW:53.2-37.8-11.4(強め)
※トゥザクラウン(古1000万)一杯を2馬身追走~2.1/2馬身先着
余力残しで、一杯に追われる僚馬を圧倒。終いの伸び脚が目立つ。

【スワーヴリチャード】
11/21 栗東CW:85.4-68.4-53.2-39.2-12.7(馬なり)
※ダイシンカローリ(古1000万)馬なりを1.1/2馬身追走~アタマ先着
2週前には馬なりでテンも終いも速い好時計。騎手騎乗で仕上がる。

サウンズオブアース
11/21 栗東CW:98.9-51.5-65.7-51.2-38.2-12.2(一杯)
※グレンマクナス(古500万)一杯を1馬身追走~1馬身先着
先週、大きく先を行く僚馬を追走から突き放す。久々も、動き良好。


◎G1レース予想◎◎

11月25日(日)京都11R
第38回・ジャパンカップ(G1)
芝・2400m
14頭 発走15:40
アーモンドアイ
1枠1番
ルメール騎手
国枝厩舎

本命①アーモンドアイ。能力の高さ、充実度に加えて斤量53キロはあまりにも有利。特に舞台が東京なら例え多少の不利があっても、勝ち切る公算は大きい。
対抗は⑪スワーヴリチャード。前走は度重なる不利が大きく度外視できる。まともならあんなことはなく、巻き返し必至。次位がサトノダイヤモンド。今年スワーヴに2度先着しており、復調うかがえ逆転も十分。そして⑧キセキ毎日王冠天皇賞と今秋の充実ぶりなら、ここも好戦可能。
特注は、⑫カプリ。久しく好走例のない外国馬で日本の馬場も未知数も、凱旋門賞5着で鞍上はムーア騎手。アーモンドを負かす可能性が最もあるのはこの馬かもしれない。

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5連勝で牝馬クラシック3冠を達成したアーモンドアイ


◎◎重賞レース予想◎◎

◆11月24日(土) 東京11R 京都2歳S(G3)

◎⑧ミッキーブラック
○②ワールドプレミア
▲①クラージュゲリエ
☆⑥ブレイキングドーン
△⑨ショウリュウイクゾ
△④ペルソナデザイン
△⑤ミヤケ

『明日に架ける橋』 ー築地大橋 開通ー

この度の「東京都中央卸売市場」の「場内市場」の築地から豊洲への移転に際し、去る11月4日日曜日に新規開通した環状2号線」の一部(築地~豊洲間)が開通しました。

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「築地の市場跡地」が気になる私は、その視察を兼ねて、先日、汐留から隅田川を越えて月島までを、ぶらり散策して来ました。


開通した暫定区間の中でも特に旧築地市場の敷地内区間はあくまで仮のルートのようで、築地サイドからの現在の入り口は、車は「青果門前交差点」と「青果門西口交差点」の2ヵ所、歩行及び自転車のルートは、「青果門西口交差点」からのみ通行が可能となっています。

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そしてそれに伴い、豊洲・晴海水域に架かる豊洲大橋、月島と晴海間の朝汐運河にかかる「黎明大橋」、そして築地と豊海を結ぶ「築地大橋」の3つの橋もめでたく開通しました。

「築地大橋」は隅田川最南端の第18番目の橋となります。

少し話が逸れますが、ここで隅田川に架かる橋の解説を。


現在、隅田川には18の橋が架かっており、北から『千住大橋』『水神大橋』『白髭橋』『桜橋』『言問橋』『吾妻橋』『駒形橋』『厩橋』『蔵前橋』『両国橋』『新大橋』『清洲橋』『隅田川大橋』『永代橋』『中央大橋』『佃大橋』『勝鬨橋』、そして『築地大橋』の順です。

一番の古株は、文禄3年(1594年)に開通した千住大橋、そしてこないだまで最も新参者だったのが、平成5年(1998年)に開通した中央大橋でした。

上空から見た「X」のフォルムがお洒落な「歩行者専用」という珍しい橋が、浅草の『桜橋』です。

隅田川花火の第一会場として有名でフォークソングの舞台にもなったのが言問橋、その南に位置する吾妻橋は、向島サイドのアサヒビール社屋上にある金色の泡のオブジェとの景観が印象的です。
そしてその南にあるのが隅田川花火の第二会場の『駒形橋』。昭和後期に再開された隅田川花火の第一回目から、私はこの橋の袂の駒形界隈で夜空に咲く花火を見上げていたものです。

そこからずっと南下して、川が汽水域から海水が強く混ざる区域にあるのが、私が住む明石町・湊町と、月島・佃を結ぶ『佃大橋』です。

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東京マラソンのゴールが有明だった頃は、この橋が後半の勝負どころとして注目を集めました。
この橋は私が生まれた頃はまだ無く、「佃の渡し」が庶民の脚として活躍していたんですよ。

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そしてこないだまで長らく隅田川最南端に位置していたのが、勝鬨橋
この度の市場移転の際も多くのターレ勝鬨橋を渡り、築地から豊洲に向かいましたよね。
戦前にできた橋ですが、かつては大型船が川を通行する際には中央部が跳ね橋のように開閉する珍しい可動橋だったんです。
築地の晴海通りにまだ都電が走っていた頃は、まだ橋が開いていたんですよ。

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そんな『勝鬨橋』から眺める南側には長らく橋はなく、視線の先にはいつも東京湾がありました。
その先に、豊洲に続く新たな橋ができた…それはまさにこの度の築地から豊洲への市場移転の象徴でしょうか…、新時代の到来をしみじみと感じさせられます。


さて、話を戻します。

まずは築地本願寺方面から新大橋通りを南下して旧築地市場を左手に進むと、まずは「旧青果門前交差点」に到着しました。

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そしてそこから更にしばらく行くと、「浜離宮恩賜庭園」の入り口前にようやく「旧青果門西口交差点」を発見、そしてその交差点を左折し「浜離宮恩賜庭園」前の運河沿いに続く道が暫定のルートです。

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晩秋の夕暮れ時、海へと続く汐留の運河を右手に、役目を終えて眠りについた旧築地市場を左手に見つつ、橋へと続く左カーブを道なりに歩を進めました。

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レインボーブリッジが視界から消える頃にたどり着いた橋の袂には、趣ある書体で「つきじおおはし」と刻まれていました。

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さあ、いよいよここから「築地大橋」です。橋から見渡す初めての景観にどんなものなのだろう…、胸の鼓動は高まるばかりでした。

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橋のスロープを登り中端にさしかかるあたりで、潮風に吹かれつつ東京湾や街並みの景観にシャッターを切り、人気の無くなった旧築地市場の佇まいを眺めていること数分のうちに、あたりはいつの間にか紫色に煙りはじめ、いつしか夕闇が空を支配し始めました。まさに、“秋の日は釣瓶落とし”ですね。

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そして築地大橋を渡り終えた頃にはあたりはすっかりと暗くなってしまったので、この日はこれで帰路に着くことに。豊洲大橋は、この次のお楽しみにすることにしました。

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今後、旧築地市場が跡地が整備されるにつて、現在通行できない築地大橋の北側の歩道も開放されることでしょう。
平成と新時代を繋ぐ「明日に架ける橋」の完成、それは遠い未来の話ではありません。北側の歩道を渡るその時は、いったい何という年号になっているのでしょうか。
その日が来るのが、今からほんとうに待ち遠しいなぁ…。

『赤兎馬の嘶(いなな)き』~2018マイルCS(G1)~

★★★『今週のG1レース』★★★

11月18日(日) 京都11R 第35回マイルチャンピオンS(G1)(3歳上オープン (国)(指) 定量 芝1600m)

※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 ステルヴィオ 56.0
(牡3、美浦・木村、W.ビュイック)

1-2 ペルシアンナイト 57.0
(牡4、栗東・池江寿、M.デムーロ)

2-3 アルアイン 57.0
(牡4、栗東・池江寿、川田将)

2-4 ブラックムーン 57.0
(牡6、栗東・西浦、浜中俊)

3-5 ヒーズインラブ 57.0
(牡5、栗東・藤岡健、藤岡康)

3-6 ジュールポレール 55.0
(牝5、栗東・西園、石川裕)

4-7 ロジクライ 57.0
(牡5、栗東・須貝尚、C.デムーロ)

4-8 モズアスコット 57.0
(牡4、栗東・矢作、C.ルメール)

5-9 ウインブライト 57.0
(牡4、美浦・畠山吉、松岡正)

5-10 ミッキーグローリー 57.0
(牡5、美浦・国枝、戸崎圭)

6-11 ジャンダルム 56.0
(牡3、栗東・池江寿、武豊)

6-12 レーヌミノル 55.0
(牝4、栗東・本田、四位洋)

7-13 レッドアヴァンセ 55.0
(牝5、栗東・音無、北村友)

7-14 エアスピネル 57.0
(牡5、栗東・笹田、福永祐)

7-15 アエロリット 55.0
(牝4、美浦・菊沢、R.ムーア)

8-16 カツジ 56.0
(牡3、栗東・池添兼、松山弘)

8-17 ロードクエスト 57.0
(牡5、美浦小島茂横山典)

8-18 ケイアイノーテック 56.0
(牡3、栗東・平田、藤岡佑)


◎◎好調教馬◎◎

【ミッキーグローリー】
11/14 美浦坂路:50.9-37.4-24.4-12.2(馬なり)
※レッドオルバース(古1600万)馬なりを3馬身追走~併入
抜群の手応えでテンからスピードに乗り、終いも切れて自己ベスト。

【モズアスコット】
11/14 栗東坂路:51.5-37.3-24.1-12.0馬なり)
馬なりで、加速ラップを刻み自己ベスト。前走時以上の抜群の動き。

【アエロリット】
11/14 美浦坂路:50.9-37.4-24.9-12.8(馬なり)
馬なりで、先週は南Wで終いを伸ばし、今週は50秒。ますます好調。

エアスピネル
11/14 栗東坂路:51.2-37.6-24.8-12.5(一杯)
※モアイ(古500万)一杯を3馬身追走~1.1/2馬身先着
活力ある動きで僚馬を圧倒。時計も前走時から短縮と、上積み十分。

【ジュールポレール
11/14 栗東坂路:51.4-36.7-23.9-12.1(一杯)
力強い動きで、テンも終いも速い好時計をマーク。久々を叩かれ上昇。

ロジクライ
11/14 栗東坂路:53.9-38.7-24.7-12.0(馬なり)
今週は控えたが、先週の併せ馬でテンも終いも切れて僚馬を圧倒。

ステルヴィオ
11/14 美浦南W:69.4-53.5-39.0-11.9(一杯)
※ラムセスバローズ(古1000万)一杯を2馬身追走~4馬身先着
力強いフットワークで終い豪快に伸びて僚馬を圧倒。順当に良化。


◎G1レース予想◎◎

11月18日(日)京都11R
第35回・マイルチャンピオンシップ(G1)
芝外・1600m
18頭 発走15:40
モズアスコット
4枠8番
ルメール騎手
矢作厩舎

本命⑧モズアスコット。実績一番で舞台も良く、仕上がりも万全。数々の好走データも満たしており、中心視できる。
対抗はペルシアンナイト。昨年の優勝馬、昨年富士S5着から優勝。前2走は前が塞がる不利があった。次位が⑮アエロリット安田記念は落鉄しながらモズと0秒0差で、状態は抜群。不安要素は右回りと牝馬だけ。

他では、昨年タイム差なし2着と同じローテの好調馬エアスピネル、前哨戦を快勝し波に乗る⑦ロジクライ、そのロジクライを前走で降した⑩ミッキーグローリー
押さえに、アルアイン⑥ジュールポレール⑯カツジ、⑰ロードクエスト

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抜群の手応えで栗東坂路を登坂するモズアスコット


◎◎重賞レース予想◎◎

11月17日(土) 東京11R 東スポ杯2歳S(G3)

◎⑮ルヴォルグ
○⑦ヴェロックス
▲③カテドラル
☆⑦ユラノト
△⑤ヴァンドギャルド
△⑯ゴータイミング
△⑪ナイママ
△⑫ホウオウサーベル

『赤兎馬の嘶(いなな)き』~2018エリザベス女王杯(G1)~

★★★『今週のG1レース』★★★

11月11日(日) 京都11R 第43回エリザベス女王杯(G1)(3歳上オープン (国) 牝 (指) 定量 芝2200m)

※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 ハッピーユニバンス 56.0
(牝6、栗東・平田、松若風)

1-2 フロンテアクイーン 56.0
(牝5、美浦・国枝、蛯名正)

2-3 レイホーロマンス 56.0
(牝5、栗東・橋田、福永祐)

2-4 プリメラアスール 56.0
(牝6、栗東・鈴木孝、幸英明)

3-5 レッドジェノヴァ 56.0
(牝4、美浦小島茂、池添謙)

3-6 アドマイヤリード 56.0
(牝5、栗東・須貝尚、藤岡康)

4-7 モズカッチャン 56.0
(牝4、栗東・鮫島、M.デムーロ)

4-8 カンタービレ 54.0
(牝3、栗東・中竹、C.デムーロ)

5-9 クロコスミア 56.0
(牝5、栗東・西浦、岩田康)

5-10 ヴァフラーム 56.0
(牝6、栗東・吉村、川又賢)

6-11 スマートレイアー 56.0
(牝8、栗東・大久龍、武豊)

6-12 リスグラシュー 56.0
(牝4、栗東・矢作、J.モレイラ)

7-13 ノームコア 54.0
(牝3、美浦・萩原、C.ルメール)

7-14 ワンブレスアウェイ 56.0
(牝5、美浦・古賀慎、津村明)

8-15 エテルナミノル 56.0
(牝5、栗東・本田、四位洋)

8-16 コルコバード 56.0
(牝5、美浦・木村、浜中俊)

8-17 ミスパンテール 56.0
(牝4、栗東・昆、横山典)


◎◎好調教馬◎◎

【レッドジェノヴァ
11/7 栗東CW:82.6-66.4-51.6-37.6-12.1(一杯)
今週ラストまで力強く伸び自己ベスト、先週は僚馬を圧倒し1F11秒6。

リスグラシュー
11/7 栗東坂路:52.0-37.8-25.0-12.9(馬なり)
※リーゼントロック(古オープン)一杯を7馬身追走~3馬身先着
今週は一杯に追われる僚馬を馬なりで圧倒し、先週は51秒5の好時計。

【レイホーロマンス】
11/7 栗東坂路:53.8-39.1-25.3-12.6(馬なり)
先週CWでの併せ馬で僚馬を圧倒し、6F76秒4の快時計と久々も動いた。

【フロンテアクイーン】
11/7 美浦坂路:50.5-37.5-25.2-13.1(強め)
※キングスヴァリュー(古1000万)強めを4馬身追走~1/2馬身遅れ
2週連続で、余力残しで美浦坂路1番時計をマークとますます好調。


◎G1レース予想◎◎

11月11日(日)京都11R
第43回・エリザベス女王杯(G1)
芝・2200m
17頭 発走15:40
カンタービレ
4枠8番
C.デムーロ騎手
中竹厩舎

本命カンタービレ。新味が出てアーモンドアイに食い下がった前走が高く評価できるディープインパクト産駒の3歳馬。
対抗はリスグラシュー。昨年8着だが、デキ良く成長力も大きく能力上位。次位が⑤レッドジェノヴァサトノダイヤモンドに半馬身差の前走強く、牝馬限定戦なら。

他では、間隔空くも昨年の優勝馬⑦モズカッチャン、昨年2着で先行力が侮れない⑨クロコスミア、前走レースレコードを1秒7上回る時計で圧勝したルメール騎乗の⑬ノームコア
押さえに、①フロンテアクイーン⑰ミスパンテール⑮エテルナミノル

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ローズSを快勝したカンタービレ


◎◎重賞レース予想◎◎

11月10日(土) 東京11R 武蔵野S(G3)

◎④サンライズノヴァ
○⑩ナムラミラク
▲⑬メイショウウタゲ
☆⑦ユラノト
△⑯インカンテーション
△⑮ウェスタールンド
△⑫クルーガー


11月10日(土) 京都11R デイリー杯2歳S(G2)

◎③アドマイヤマーズ
○⑧ダノンジャスティ
▲⑨ハッピーアワー
☆①ヤマニンマヒア
△④ドナウデルタ
△⑥スズカカナロア


11月11日(日) 福島11R 福島記念(G3)

◎⑥マイスタイル
○②スティッフェリオ
▲①エアアンセム
☆⑪マイネルハニー
△⑤レトロロック
△⑭メドウラーク
△⑯マサハヤドリーム

『赤兎馬の嘶(いなな)き』~2018アルゼンチン共和国杯(G2)~

今週のG1JBCの3レースは、昨年まで地方で行われていておりデータ不足につき、取り上げることを見送りました。


★★★『今週の重賞レース』★★★

11月4日(日) 東京11R 第56回アルゼンチン共和国杯(G2)(3歳上オープン (国)(特) ハンデ 芝2500m)

※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 エンジニア 54.0
(牡5、美浦・牧、北村宏)

2-2 ノーブルマーズ 56.0
(牡5、栗東・宮本、高倉稜)

3-3 トウシンモンステラ 51.0
(牡8、栗東・村山、柴田大)

4-4 ガンコ 57.0
(牡5、栗東・松元茂、三浦皇)

5-5 マコトガラハッド 51.0
(セ5、栗東・鮫島、石川裕)

5-6 パフォーマプロミス 56.0
(牡6、栗東・藤原英、C.オドノヒュー)

6-7 ムイトオブリガード 55.0
(牡4、栗東・角田、四位洋)

6-8 ルックトゥワイス 54.0
(牡5、栗東・藤原英、北村友)

7-9 アルバート 58.5
(牡7、美浦・堀、田辺裕)

7-10 ウインテンダネス 56.0
(牡5、栗東・杉山、松岡正)

8-11 ホウオウドリーム 54.0
(牡4、栗東・矢作、蛯名正)

8-12 ヴォージュ 55.0
(牡5、栗東・西村、藤岡康)


◎◎好調教馬◎◎

【ウインテンダネス】
10/31 栗東CW:81.7-66.6-52.5-38.5-12.0(馬なり)
単走・馬なりで、テンも終いも速い好時計をマーク。ますます好調。

【エンジニア】
10/31 美浦南W:79.3-65.3-51.4-38.0-12.7(強め)
※ココロストライク(古500万)一杯を4馬身追走~5馬身先着
先週は坂路2本追いを馬なりで51秒4、今週も余力残しで自己ベスト。

【パフォーマプロミス】
10/31 栗東CW:78.9-63.9-49.9-37.1-11.9(強め)
余力残しで6F78秒9の好時計。久々だが入念に乗り込まれ仕上がる。

【ムイトオブリガード】
10/31 栗東CW:81.2-65.2-37.8-11.9(馬なり)
※エオリア(古1000万)一杯を2馬身先行~2.1/2馬身先行
楽な手応えで、一杯に追われる僚馬を馬なりで突き放し自己ベスト。

【ガンコ】
10/31 栗東坂路:52.1-38.0-24.8-12.5(馬なり)
※ドラゴンストーム(障害未勝利)強めを5馬身追走~1/2馬身先着
軽快なフットワークで、馬なりで好時計をマーク。上積み見込める。


◎◎重賞レース予想◎◎

11月4日(日)東京11R
第56回・アルゼンチン共和国盃(G2)
芝・2500m
12頭 発走15:40
パフォーマプロミス
5枠6番
C.オドノヒュー騎手
藤原英厩舎

本命⑥パフォーマプロミス。同舞台の目黒記念で0秒1差で、仕上がり良好。各種データを満たしており、中心視。
対抗は⑦ムイトオブリガード。前走は着差以上に強い内容で充実一途、東京は3戦3勝。次位が②ノーブルマー目黒記念で◎に先着し宝塚記念を3着、血統的にも魅力。そしてアルバート。7歳馬だが一昨年2着で昨年4着、前走内容強くここでも崩れは考え辛い。

他では、目黒記念勝馬⑩ウインテンダネス、距離適性高く好調が続く④ガンコ
押さえに、安定感の高さでヒケを取らない⑧ルックトゥワイス、東京2400m3勝の⑪ホウオウドリーム。

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日経新春杯を快勝したパフォーマプロミス


10月27日(土) 東京11R 京王杯2歳S(G2)

◎①ファンタジスト
○⑤アウィルアウェイ
▲④シングルアップ
☆⑦アスターペガサス
△⑥カルリーノ
△⑧ラバストーン


10月27日(土) 京都11R ファンタジーS(G3)

◎④ダノンファンタジー
○⑨レッドベレーザ
▲⑥レーヴドカナロア
☆⑦ヴァニラアイス
△①ベルスール
△⑤ラブミーファイン
△⑧エレナレジー

『合がけカレーの味は変わらねど… ー豊洲新市場 見聞録ー』

東京都中央卸売市場」の「場内市場」が築地から豊洲に移転して、早くも数週間が経とうとしています。

先日、近所から夕餉のカレーの香が漂ってきた時のことです。「…ああ、“中栄”の合いがけカレーが食べたいな…、味、変わってないかな…“ふぢの”は少し値上がりしたはずだけど、“中栄”はどうなんだろう?…」「“吉野家一号店”は名前が変わり裏メニューがなくなったと聞いているけど…」
そんな具合に移転した市場への思いが沸々と募ってきて、矢も盾もたまらず豊洲新市場」に足を運んできました。

「そうだ、どうせ行くなら久々にマグロの競りをみてみようじゃないか!」そう思い立ち、某有名レストランのシェフである友だちとつるんで、外はまだ暗闇に包まれているなか家を出発。まず目指すは「有楽町線 新富町駅」です。
5時5分発の始発電車に乗り、2駅先の豊洲駅へ。そこから「ゆりかもめ」に乗り換えて「市場前」駅で下車。ちなみに電車代は、新富町豊洲が165円、豊洲~市場前が185円です。

始発だというのに有楽町線ゆりかもめもそこそこ人が乗っていて、その多くは自分達と同様に豊洲新市場へ向かう人達でした。
「竹製の例の“市場かご”を持つ人は仲卸棟で買い出しだな…」「あの10代の若い娘たちは市場の関係者だ、これからお店に出勤か…」「この東欧系らしき外国人の家族連れ、こんな時間に移転したばかりの豊洲に来るなんて、結構日本通かも…」
ゆりかもめに揺られながらそんなことを思っているうちに、程なく「市場前駅」に到着。

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2階の改札口を出た眼前には、大通りの左右に広大な市場のビルが左右に広がっていました。

完璧な予習や下調べはしてこなかったので、左右どちら側でマグロの競りが行われているの分からず、取り合えずは人の流れの主流となっている右側に行ってみることにしました。
そして入り口で見学者用のパスをもらい棟の中に入り、しばらく中を徘徊しているうちに…どうやらここは「水産仲卸売場棟」だということに気づきました。
「仲卸の店があるから当然従業員はこちらに向かう、買い物もできるから一般客もくる、だからこちらに人の流れが多かったんだ」と、しばらくしてようやく気づいた次第です。
しかもあの懐かしのカレーの「中栄」も中華「ふぢの」吉野家もこちら側にある!「こりゃ~、いきなり爆食かい!?」との衝動にも駆られましたが、マグロの競りが終わってしまっては元も子もないので、一度駅に戻って、左側の「水産卸売場棟」に向かいました。

駅の時計見ると時計の針は既に5時30分近くになっており、「こりゃ遅刻か?いか~ん!!」と小走りに左側の「水産卸売場棟」に駆け込みました。
そして棟内に入り再び見学者用のパスをもらい奥に進むと…そこにはガラス越しにマグロの競りを見下ろす人々の顔、顔、顔が。
どうやらまだ競りには間に合いました、マグロは冷凍モノでしたが…。

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こんな感じで、俯瞰のガラス越しですが「マグロの競り」を目の当たりにすることができました。目的が達成できて、また新市場でも競りが活発に行われていることを目の当たりにできて、少しホッとしました。
…でもでも、30年前に眼前の至近距離から撮影した築地時代の競りのド迫力の臨場感は全く感じることができず、それはやっぱり寂しかった…


…そんなこんなで「マグロの競りを見る」というミッションをクリアした私達は、再び「水産仲卸売場棟」に戻ることに。少し時間をかけてゆっくりと棟内を見学すべし!と決めた次第です。
さて、いざ棟内に入ると…小ぢんまりと区切られた区画に、乾物屋、マグロ屋、青果店等など、所狭しと色々な店舗が軒を並べていました。

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…ここで少しばかり驚かされたのは、室内の狭い通路をターレやバイクが走り回っていた事。考えてみれば築地時代はターレやバイクが路上を走り回るのは当たり前の風景だったけど、それは地上1階の地面の上。ここ豊洲はビルの3階の蛍光灯が煌々と灯っている、明るいビルの中の狭い通路なんです。危ないとかそういうのではなく、「何か変…」。ちょっと不思議な間隔を覚えました。

それと各店舗を見て感じたのは、総じてお店が狭いということでした。鮮魚店なんか、どこで魚を捌くんだろう?って感じでした…。
またビルは新しくて近代的なのに、それがとにかく生臭い…もちろん魚河岸だから当たり前なんだけど、ビルが近代的で室内で明かるいから、すごくミスマッチな違和感を感じるのです。
勝手な思い込みかもしれませんが、“市場”ってこんなイメージかと…。

 

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タイ・バンコクのとある市場

飲食業に携わっているダチもひと言、「…風情がない…!」


…まあ、不満ばかり漏らしていても埒が明きませんので、次の目的の「爆食」に移ることに。
…するとありましたありました築地場内にあった数々の懐かしの名店が。
まず目に止まったのは「寿司大」の店舗前の行列です。まだ6時前にして写真のように既に大賑わい、完全に一人勝ちの様相を呈してました。

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私達はそんな行列を横目に通り過ぎ「吉野家」を、そして「中栄」と「ふぢの」を発見。流石に3軒ハシゴは厳しいということで、「吉野家」は次にして、「中栄」と「ふぢの」をハシゴすることに。
まずは大正時代から続く老舗のカレー屋「中栄」に。私は迷わず、インドカレービーフカレーの「合いがけカレー」を選択。「さあ、味わどうだ~?」以前と変わっていないか若干不安ではあったのですが、一口頬張っただけで、それは杞憂だとわかってひと安心。昔のまんまの美味しい味、しかも値段も据え置き。素晴らしい!

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そして食べ終わるや否や、すぐ側にある「ふぢの」で食券を購入。私の注文は当然ラーメンです。こちらは移転前から告知されていたように少し値上げされていましたが、それでも30円ほど。新市場で色々とコストもかかるでしょう。それでこの値上げ幅なら、むしろ良心的ですよ。
そうそう肝心の味の方はというと…ラーメンも美味いし、仏頂面したおばちゃんも変わらず健在でしたよ!(笑)

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…そんなこんなで、取り敢えずこの日の目的は達成した私達は、帰りは腹ごなしに徒歩で築地まで歩いてみようということに。

環状2号線の開通は来る11月4日ですので、ゆりかもめの駅一つ分歩いて、晴海大橋を抜け、晴海通りを真っ直ぐに歩き、勝鬨橋を目指しました。来た時は暗闇に包まれていた街もすっかり日が昇り、空は見事な秋晴れ。
目的が達成できた満足感と、新市場に対する不安と少しの不満を抱えながら、晴海通りを豊洲から築地へと闊歩したある秋の朝でした…。

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※この後は実は築地場外市場場内の跡地、そして環状2号線の様子などを見に行ったのですが、それはまた次回に報告させていただきます。

今度の日曜11月4日に環状2号線は開通予定ですが、開通前の現場や元築地場内の様子も写真に収めています。開通前と開通後の状況を比べてみるのも一興でしょう。ではまた!

『赤兎馬の嘶(いなな)き』~2018天皇賞(秋)(G1)~

※お祭り漢の競馬予想コーナーです


★★★『今週のG1レース』★★★

10月28日(日) 東京11R 第158回天皇賞(秋)(G1)(3歳上オープン (国)(指) 定量 芝2000m)

※枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 ステファノス 58.0
(牡7、栗東・藤原英、C.オドノヒュー)

2-2 ブラックムーン 58.0
(牡6、栗東・西浦、横山典)

3-3 ヴィブロス 56.0
(牝5、栗東・友道、福永祐)

4-4 レイデオロ 58.0
(牡4、美浦・藤沢和、C.ルメール)

4-5 スワーヴリチャード 58.0
(牡4、栗東・庄野、M.デムーロ)

5-6 マカヒキ 58.0
(牡5、栗東・友道、武豊)

5-7 アルアイン 58.0
(牡4、栗東・池江寿、北村友)

6-8 ダンビュライト 58.0
(牡4、栗東・音無、戸崎圭)

6-9 サングレーザー 58.0
(牡4、栗東・浅見、J.モレイラ)

7-10 キセキ 58.0
(牡4、栗東・中竹、川田将)

7-11 ミッキーロケット 58.0
(牡5、栗東・音無、和田竜)

8-12 サクラアンプルール 58.0
(牡7、美浦・金成、田辺裕)

8-13 アクションスター 58.0
(牡8、美浦・和田勇、大野拓))


◎◎好調教馬◎◎

アルアイン
10/24 栗東坂路:51.5-37.5-24.5-12.1(馬なり)
サトノノブレス(古オープン)一杯を5馬身追走~併入
先週自己ベストをマークし、今週は馬なりで時計を更に短縮と上昇。

【ミッキーロケット】
10/24 栗東坂路:53.2-38.2-24.5-12.3(馬なり)
※ダンビュライト(古オープン)一杯を1.1/2馬身追走~クビ先着
先週僚馬を圧倒し50秒9、今週は攻め駆けする相手に馬なりで先着。

マカヒキ
10/24 栗東坂路:54.9-40.6-26.7-13.4(馬なり)
今週は坂路で馬なりも、前2週CWで実力馬との併せ馬で相手を圧倒。

【スワーヴリチャード】
10/24 栗東CW:98.3-82.3-66.8-51.8-38.4-11.9(馬なり)
2週連続騎手騎乗で7Fから追われ、余力残しで上々の動きを見せた。

【サングレーザー】
10/24 美浦南W:68.4-52.4-38.6-13.0(馬なり)
※ドラゴンストーム(障害未勝利)強めを5馬身追走~1/2馬身先着
先週坂路2本追いを馬なりで1F12秒1と切れた。動き・気配とも良好。

レイデオロ
10/24 美浦南W:68.4-52.4-38.6-13.0(馬なり)
※ドラゴンストーム(障害未勝利)強めを5馬身追走~1/2馬身先着
先週坂路2本追いを馬なりで1F12秒1と切れた。動き・気配とも良好。


◎◎重賞レース予想◎◎

10月28日(日)東京11R
第158回・天皇賞(秋)(G1)
芝・2000m
13頭 発走15:40
スワーヴリチャード
4枠5番
Mデムーロ騎手
庄野厩舎

本命⑤スワーヴリチャード。距離・コースとも得意としており、久々も走る。また実際に仕上がりも良く、軸馬として信頼。
対抗⑪ミッキーロケット。昨年12着も初めての不良馬場で参考外。その後地力を強化しており、仕上がりも良好だ。次位がマカヒキ。実力馬が復調気配大きく、血統的にも買える。
他では、ダービー馬でコースも距離もいいレイデオロ、前走でマカヒキに先着し優勝した⑨サングレーザー、調教で抜群の動きを見せている皐月賞馬⑦アルアイン、コースも距離もいい海外G1優勝馬ヴィブロス、今年唯一の毎日王冠組で復調気配の菊花賞⑩キセキ

 

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2週連続騎手騎乗で7Fから、余力残しで上々の動きを見せたスワーヴリチャード

10月27日(土) 京都11R スワンS(G2)

◎⑩モズアスコット
○⑧ロードクエスト
▲③ベステンダンク
△②サフランハート
△④デアレガーロ
△⑤グァンチャーレ
△⑥レーヌミノル
△⑨ヒルノデイバロー

 

10月27日(土) 東京11R アルテミスS(G3)

◎②グレイシア
⑧エールヴォア
▲⑤ミディオーサ
△⑭ウインゼノビア
△⑪ビーチサンバ
△③シェーングランツ
△①トスアップ
△⑨アフランシール
△⑥レディードリー